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シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

オバマさんの演説

 財布のひもの固い私が、めずらしく衝動買いをしました。

 就任式の5日前に、『オバマ演説集CD』ってやつを。

 いや、You Tubeなんかで、いくらでも見られるのは知っていましたが、何と言っても英語を集中して聞くのにもってこいなのは運転中。ということで購入。

 4年前のジョン・ケリーの応援演説からはじまって、11月の勝利演説まで、13の演説が収められています。

 そして、私はじ~~ん。。。泣けてきてしまったのです。

 いやいや、演説の内容が100%理解できての涙ではないです、明らかに。

 でもね、大抵観客の気持ちになって聞くわけですけど、感動に共振しちゃったんですね!!

 『Yes,we can!』

 いい言葉の力を感じます。

 そうやって自分なりの準備をして、就任式の演説を聞いたわけですが、あの寒い中集まったたくさんの人たちがきっと一緒に言いたかったであろう言葉は一度も使われませんでした。

 私も実は、すこしがっかりしました。

 使われている単語も、あきらかにいままでの演説より難しくて、わからなすぎたし。

 でも、それから考えました。

 この大統領はようやく現れた、国民自身に考えて欲しい、もっと賢くなって欲しい、と考えている人なのではないかと。

 今までの、あるいは、他の大国のリーダーたちは、いかに国民に考えさせないようにするか、はっきりいえば、(自分より)お馬鹿でいて欲しいと願っているように見えます。

 選挙のときだけ、甘い言葉で語りかけ、あとは国民の存在さえ忘れたいというような政治。

 そういうリーダーたちなら、あの場面、満面の笑みでみんなと『Yes, we can!』って叫んだんじゃないかな。

 この就任演説で、いい意味で期待を裏切ったオバマ大統領。
 
 一緒に、『Yes,we can!』って言いたかったけど、お祭り気分で盛り上げて欲しかったけど、でもこのひとは信頼できる。

 多くのひとがそう思っているといいな。。。。
 

 

 
# by sanakopi | 2009-01-25 01:59 | Comments(0)
 いや~~、醍醐味ありました。。。

 ジェフリー・アーチャーの初期の名作のひとつといわれるこの本、まさに、大統領就任式から幕が開くのです。そして、その大統領とは、『エドワード・ケネディ!!』なんで!!なのか?

 ご存知の方も多いでしょうが、このエドワード・ケネディさん、もちろん実在の人物で、今回の就任式の大きな話題のひとつとなった方でもあります。就任式の途中で、お倒れになり、救急車で運ばれた、そのひとです。

 いやぁ~~、歴史の歯車とか、分かれ道、とかそんなことを考えてしまいましたよ。

 第42代エドワード・ケネディ大統領、という目が、確かに、いつか、どこかの時点であったのでしょう。

 しかし、彼は老いた上院議員として、新大統領の誕生を見守りながら倒れたのです。

 オバマが、暗殺や、陰謀を恐れねばならないのと同じように、ケネディ上院議員も恐れを抱きながらの政治生活であったろうと思います。

 シークレット・サービスも、CIAも、FBIも、肩書きはどうだっていいから、正義のために力を合わせてがんばってください!!

 今、このとき再読の価値あり、です。『大統領に知らせますか?』
# by sanakopi | 2009-01-24 05:24 | 本の話 | Comments(2)

生中継、堪能しました!

 やっぱりこちらでの生活が長くなってきたからか、これからも住もうって思ってるからか、44代バラク・オバマ大統領の就任は、心からうれしく、わけもなく興奮して、テレビにかじりついた一日でした。

 寒い中、見守っている群衆のひとりひとりが祝福の笑顔や、涙をみせる。。。

 わたしみたいに、テレビの前で、じ~~ん、としている人はもっとたくさんいる。。。

 きっと辛いことのほうが多いんだろうけど、どうしてもこの期待を裏切らないで欲しい。

 厳粛ではあるけれど、とてもオープンな就任式もよかったけど、夜の舞踏会もまたよかった!!

 ミシェルさんのドレスもかわいかったし!!

 なんと、26歳のアジア系の男性がデザインしたそうです。さっき、朝のテレビにでてたけど、デザイナーというよりは、若い僧侶のような風貌。恥ずかしそうな受け答えがかわいかったです。

 きっとセレブからの注文がどっとくるんでしょうね。

 いや、別にとくにしっかり主張があるわけではないです。

 一日、嬉しくて、楽しかったんです。

 国民を(厳密には私は日本国民)楽しませることもできるんだね、アメリカ大統領。

 『いよっ、だいとうりょう!!』
# by sanakopi | 2009-01-22 01:28 | Comments(0)
 おとといのことです。

 そろそろ買いたいものがたまったのと、クーポン送ってきたから、年明けて初めてサニーベルのターゲットに向かいました。

 いつものルートで入ろうとすると、あれ、工事中で入れない?

 なんか、建物、ぶっ壊してるようにも見えるけど。。。

 でも再度、表側のほうからアクセス!!

 やっぱり入れない!!

 つぶれてしまったの?ターゲット。

 こうならないように、高額のものはなかなかないけど、ちょこちょこ買い物するように心がけていたのになあ。

 なぜか、メイシーズだけ営業を続けているようだ・・・なぞのサニーベルダウンタウン・・・・

 すっごいローカルネタで、失礼しました。
# by sanakopi | 2009-01-19 03:12 | Comments(4)

ちょっと本の話でも。。

 日本では忙しすぎて本は読みませんでした。

 また、機内でも、映画が往復とも大当たりだったために、読む暇はなかったです。

 ちなみに、往きは、『花より男子 ファイナル』を2度見、帰りは、揺れて気持ち悪かったところを無理して『おくりびと』を堪能。

 戻ってきてからも、さすがの私も日中時差ぼけで、活字を見たら寝るな・・・という気分だったため、ほとんど読んでいませんでした。最近ようやく読書気分に。

 まずは溺愛中のシリーズ最新作で、最終作

 『別冊 図書館戦争Ⅱ』 有川 浩

 甘いのはいいです、ほんとに。

 それからNAKAPさんからお借りしてた本のなかで未読だった

 『ホテル』 アーサー・ヘイリー

 やっぱり夢中になれましたね~。チェーンのホテルにはない伝統とくつろぎ。そんなホテルに泊まってみたいものです。人種差別問題も描かれていますが、もうすぐオバマが大統領ですよ、アーサーさん、と教えてあげたくなりました。

 『深い河』 遠藤 周作

 これは猫母さんから。遠藤さんの人生について、すこし知った後だったので、ここまで書けるなんてすごいな、と感服。大津青年の信仰の形は、遠藤さんのなかにもある形だったのではないでしょうか。

 どの宗教も社会性を持ったがために、本来の大いなるものを自分の中に感じて、敬う大切な部分が軽視されすぎ、他の言葉や、名前で信仰する人々を排斥するようになったのです。

 私も大津青年にはすごく共感できました。

 さて、日本から持ち帰った本が何冊か本棚で控えています。いい環境です!!
# by sanakopi | 2009-01-15 06:06 | 本の話 | Comments(6)