シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

シャスタ再訪!

 だんなさまが第一報をあげてくれていますから、私は自分のツボだったことをちょっとだけ。

 今回楽しかったのが、サクラメントリバーの源泉のすぐそばにかかっている木の橋を渡った、向こうの世界の探検でした。

 この年になって探検ねえ~~って言わないで。

 生まれたばかりのエネルギーあふれた水の流れと自由にのびた木々、そんな林のなかに、ごくごく控えめに
 「ここ、歩きやすいですよ」
 
 「足がぬれるのはいやだよね?じゃあ丸木橋を」

 といったかんじで、道が準備されているのです。

 その控えめさが自然のなかにいるぞっていう気持ちをもりあげてくれるんです。

 「住むならこのへんだね」

 「この枝に洗濯物干せる~~」

 「この丸太、座ると気持ちいい」

 隠れアウトドア派の娘も、眠っていた野生が目を覚ましたように夢中。どこまでも行きたい、迷子になってもかまわない、位の気持ちになってしまいました。

 最終的には冷静で一番年上のだんなさまのコントロールもきいて、まあ、無難なところで方向転換して、元の世界に戻ってきましたが、ほんとうにがっちりとつかまれて、去りがたい場所でした。

 シャスタの水の力かな~と私は思っているのです。



 

 
[PR]
# by sanakopi | 2013-10-18 03:36 | Comments(0)
 ひさしぶりにあなどれない本がありました!!

 私が以前おはなし会をしていたカラバザス分館、建物を新しくするために一時閉館のはずが、ちょうど予算削減の時期と重なってしまい、箱物はできているのに人件費の問題でなかなかオープンできずにいました。

 ようやく、私が夏休み日本に帰ったころにオープンしたばかり。

 なかなかついでのない場所なので、最近まで足を運べずにいましたが、訪れてみてびっくりでした。

 閉館前には、蔵書は倉庫で保管して新しい図書館に戻るときいていたのに、ほとんど古い本はみあたらず、半分以下に減った棚には、ぴっかぴかの新刊ばかり?!

 そして、多分私が一番に借りたと思うのですが、

 「海賊とよばれた男 上下」 百田尚樹

 評判どおりの読み応えでした。大げさに言うならば、司馬遼太郎さんの「竜馬が行く」のようなインパクトがあるといってもよいでしょうか。戦後の日本が立ち上がるために、大きな働きをなさったかたをモデルにされています。

 ただ、身を粉にして働くことをここまで美化されてしまうと、それができない体力のない私などは、少し肩身の狭い思いをかんじます。

 百田さんは、「永遠のゼロ」でも、あまりにもかっこよく書かれるので、主人公やそのまわりの猛烈な人たちに愛情を感じすぎてしまって、読後、戸惑ってしまう。。。私のポリシーとしては、こんな人たちにあこがれるはずではないのに、というようなかんじで。

 どこまで思い入れるかはそれぞれ違っていいと思いますが、ぜひ読んでもらいたい本ですね。


 そして、だんなさまに読んでもらうために「ジェノサイド」、さらに直感でたしか、ドラマにもなっていたし、、、ということで、「あぽやん 1,2」を借りてみました。

 「あぽやん」ナイスですよ!

 このあたりにお住まいの日本人のみなさんなら、空港や飛行機、大抵お好きですよね。空港のあれやこれやについて、ちょっと覗き見したような気分になれるし、みんないいひとばっかりで気持ちのよいおはなし。

 明日あたり返却に行きますので、ぜひぜひ、次々、どんどん借りて読んでくださいね。
[PR]
# by sanakopi | 2013-10-17 10:23 | 本の話 | Comments(2)

新宿家政婦物語 その6

 家政婦が見た、不思議なお店をご紹介いたします。

 この不思議、というのは、おもに「商売なりたってるのかしら????」という観点からでございます。

 まずは不思議第1位、おぼっちゃまのお部屋より徒歩30秒、毎日2回以上は前を通り続けた小さなカフェ。

 家政婦が仕事を始めた当初、まだ開店したばかりだったのか、10個以上、10センチ以上の花がついた胡蝶蘭の白とピンクの鉢植えが、無造作にとおりに面したエアコンの室外機の上に並んでおいてありまして、最初の感想が

 「立派なお花がかわいそう」

 まあ、季節としては梅雨で、温度も湿度ももしかしたら胡蝶蘭にぴったりだったという理由があったかもしれませんけれども、蘭にお詳しい方ならかえってよい判断と思われるのかもしれませんが、なにしろ室外機の上ですからね、ちょっと風が吹いたら落ちて割れてしまうのではと。。。。

 ある強風が吹いた夜のあと、心配は現実となり、まだひとつも枯れていなかったのに無残に花は散り、われた鉢のかけらも悲しゅうございました。

 お店にいつも立っていらっしゃる方は美しいロングヘアの若い女性。暗い店内でしたけれどもほどほどの美人さんのようでした。

 そして、おすすめメニューはグリーンスムージー。。。だれがいつ飲むのかしらと、通るたびにわざとらしくない程度に中を確認するのですが、2ヶ月あまりでお客様を見たのはたったの1度。どのときは店主よりもわかそうなお嬢さんでございました。

 ただ、間口が狭く、奥行きがある店構えですから、奥のほうには人がいた可能性はございます。

 家政婦の妄想はふくらんで、もしや、その筋のかたたちの連絡所になってるのではないかしら、とか、大金持ちのお嬢さんの道楽なのかしら、とか。

 勇気を出して一度、スムージーを頂いてみるべきでございました。

 ひとつ、悔いを残してしまいました。

 もうひとつは、お店といってよいのか、番外編ではございますが、これまたおぼっちゃまのお住まいの目の前にもひとつ、あたり一帯に10教室以上がちらばっておりました某学習塾のことを書きとめておきたいと存じます。

 この塾、進学塾というよりは、より高いレベルの思考力を鍛える、などと謳っているようでして、レベルの高い理数系のクラスや、英語も、会話のほか、多読のクラスなどもあるようでした。

 夏休みに入るとある時間帯には、新宿駅からこのあたりに向かってくる最短距離の裏道が、そちらの生徒さんで埋まるようなかんじで、みなさん賢そうなお顔をなさっているのですが、特に女子生徒さんたちのなかには、必要以上におしゃれをしてメイクのほうもきちんとされていて、勉強するのになぜ?と、家政婦は不思議に思いました。

 さらに不思議だったのは、早朝から夜遅くまで、各教室の入り口にはガードマンのかたがたが立っていらっしゃったことで、ご年配の方、中年の女性など、いろいろでございましたが、ご苦労なことと驚きました。

 お子様たちを犯罪から守るためにはここまでしなくてはならないのかと。

 それだけでなく、狭い道ばかりですから、道に広がって歩いて、車の通行を妨げたりということにも気を配っていらっしゃるようでした。

 家政婦も、なんとなくあたりを歩くときに安心できたような気がいたしました。
[PR]
# by sanakopi | 2013-10-10 03:16 | Comments(4)
 5月29日の最終回に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 9月からは新しいお二人が担当してくださり、楽しくはじまっています.

  West Valley Branch Library  (ウェストバレー分館)コミュニティルーム

    1243 San Tomas Aquino Rd. San José, CA 95117
        (408) 244-4747

毎週水曜日11時から11時半まで、おはなし。
 11時半から12時ごろまで、同じ場所で、おもちゃを出して遊べます。

 年齢制限もなく、登録の必要もありません。
[PR]
# by sanakopi | 2013-10-05 00:33 | 本の話 | Comments(4)

新宿家政婦物語 その5

 短い仮住まいですから、ご近所づきあいの必要性はあまりかんじませんでしたし、お友達が欲しい、などという欲もなく、淡々とした毎日で、それでもいつくかはおもしろいシーンがございました。

 まずは、終わってみれば1度だけでなく、たしか3度ほどございましたが、警視庁のたぶん機動隊というんでしょうか、ご自分の筋肉だけでもそうとう分厚いようですのに、さらにそのうえになにやら着込んだり装備したりなさったみなさんが、バリケードなどを作って、一帯を封鎖されるところに出くわしました。

 最初に出くわしたときには、何か大事件がおこったのかときょろきょろしたり、その後のニュースなども気をつけて見ていましたけれど、別に何も報道されていなかったようでございます。特に大事件でなくても、バリケード作るものなのでしょうか・・

 とはいっても、作りっぱなしにして、一般人がまったく通り抜けできない、というようなことはなく、おそらく、実際に封鎖するのは一時なんでしょう、準備にとても時間がかかっているようでございました。細い道が入り組んでいて、全部閉じるのは人員もかかり、時間もかかるのですね。

 もしかしたら、ですが、封鎖の準備だけして、実際には封鎖されなかった回もあったのかもしれません。

 家政婦は、アメリカでも、高校を封鎖する警官たちを観察して、感心した経験がございましたので、背の高い人こそ少ないですが、十分に強そうな日本の機動隊のみなさまをすぐ近くで見ることができて、少し楽しく、得をしたような気分になりましたことをこっそり告白いたします。


 次に興味深かったのは、入居後気がついたエアコンの汚れを解消するために、管理会社が手配してくれましたエアコン洗浄業者のお二人でございます。

 お仕事がしやすいように、なるべく気配を消すようにしながら、お仕事振りを拝見させていただいたのですが、お若い男性のほうがベテランでいらっしゃるようで、中年の方のほうが、指示をあおぎながら作業をされています。

 ちょうど、そろそろひとり立ちしてくんないかな~、といったタイミングなのではと推察されます。

 経験のない家政婦の目から見ましても、まあ、手際の悪いこと・・・・横から手を差し伸べて差し上げたくなる瞬間が何度となくございました。

 ここでほうっておいたら、どうしようもなくなる、という大事なポイントでは厳しい叱責とともに、ベテランの若者の手が入るのですが、家政婦もはらはらし通し。

 それでもなんとか高圧洗浄と、ふき取りの主な部分を終え(実は、あとで家政婦が手の届くところ、拭きなおしたりいたしましたけれども)最後に取り外した前側をとりつけるのがどうしてもうまく行きません。

 ベテランの若者は、自分の担当分、中のフィルターの掃除をとっくに終え、撤収にかかっているのに、いつまでもぐずぐずと同じことを繰り返し、もうこちらの辛抱も限界、というところでやっと若者に助けを求める勇気がでたようで、ほっといたしました。

 若者が罵声を浴びせながら手に取ると、問題箇所をすぐに確認、あっという間に完了・・・・・

 それだけ手伝うと、最後までさっさとやってくださってもよいのに、やはり、ひとり立ちさせたいのでしょう、またすぐに車に戻られ、あとは後片付けと、噴出し口の羽根をつけるだけでございます。

 あ~~~

 この羽根をつける向きが、またおわかりにならない?!

 最後の最後になって、家政婦は、口を出し、手を出してしまいましたのでございます・・・・

 しかられ続け、冷や汗をかき続けている中年さんがお気の毒なのですが、でもこちらは賃金を払ってお願いしているのだから、という気持ちと、複雑でございました・・・・

 口の悪いあの若者も、辛抱強いものだわと尊敬の念すらわいてまいりました。

 人を育てるとは、かくも困難な仕事でございます・・・・・
[PR]
# by sanakopi | 2013-10-03 02:29 | Comments(0)

新宿家政婦物語 その4

 この夏、おぼっちゃまのお世話をしながら、もうひとつ、家政婦には大切な課題が与えられておりました。

 それは、体が弱くていらっしゃるおぼっちゃまが秋から一人で生活されるために、家事全般できるようになっていただくことです。体力がひとよりなくても、ご自分のアレルギーの症状を軽くするためには、おそうじもお洗濯も手を抜きすぎてはいけませんし、心臓や腎臓のためには、食事にも常に気を配らなくてはなりません。

 それらを、ラクに、いとも簡単にこなしていただくために、まずは家政婦自身、とにかく身を粉にして働く、というスタンスではなく、いかに効率よくどんなポイントをおさえたらよいか、考えながら日々の家事を進めました。

 彼女は、もともとめんどうくさがりな性格ですから、なんとかして手を抜く方法を考える、というのはなかなかに彼女向きの仕事ではありました。

 洗濯には、最先端、ナノケアを歌った洗剤にしてみると、確かによく落ちますし、これなら短時間コースでだいじょうぶそうです。また、北向きのバルコニーは、日当たりが残念ではあるのですが、かえって、柔軟材を使いたくない場合、洗濯物がごわごわに乾くことが少なくて、よかったようです。

 そうじは、粘着テープをこまめに使って、掃除機の回数を減らすくらいでしょうか。重い家具がひとつもないので、全部、動かして掃除機をかけられますが、それは疲れるので1ヶ月に1回でもいいかと。ユニットバスもせまいですが、とにかく全体をトイレ掃除用クリーナーでふきそうじ。シンプルです。

 「意外ときれいずきだから、ひとりになればすると思うよ」

 そのお言葉を信じましょう!!

 おぼっちゃまのお料理のセンスは存じ上げていたものの、毎日となると心配なのは食事の支度です。

 家政婦が担当している間も、材料の使いまわしや、バランスを意識していただくためにも、

 「にんじんと、ピーマンと、れんこんがございますけど、どうしましょう?」

 などと、お時間のあるときに伺っては、食べたいもの、今あるものでできるもの、を考えていただくようにしておりました。

 そんな日々から、驚きのオリジナルメニューの数々が生まれたのでございます!!

 「レンジ蒸し野菜のゆかりじゃこあえ」

 「アボカドとトマトの和風サラダ」

 「切り昆布と春雨の甘辛あえ」

 このあたりで、感心しておりましたら、ちょうど梅仕事の季節になりまして、なんと、おぼっちゃま、梅干をつけてみたいと宣言なさり、梅干の先輩のおばあちゃまに確認しながら、慎重に梅を吟味、塩漬けまでご自分でなさいました。さすがにお勉強のほうもお忙しいですから、干すところは家政婦が担当(見張りだけですけれども)いたしましたが、なんとか、赤紫蘇をいれないシンプルな梅干ができあがりました!!

 梅干作りでどうしてもでてくるのが、使えない梅。ほんの少しのきずや、打ち身ですからもったいないです。
この梅を使って、梅ジャムを作りましたところ、

 「このジャムでドレッシングを作ろう!」

 お言葉どおりにいたしましたら、これがまたすっきりと美味しいドレッシングになりまして、2度3度とサラダを何倍も美味しく頂くことができました。

 このほかにも、

 「小松菜となすのナムル」

 「アボカドとトマトとチーズのサラダ」
 
 「サイコロステーキの」にんにくチャーハン」

 「フランクフルトとゆで卵のカレー」

 「シャケとゴーヤのホイル焼き」

 「しらたきときゅうりのキューちゃんの酢の物」

 「パセリとしらすのコールドパスタ 酢味噌ソース」

 「エリンギとチーズのカルパッチョ風」

 「ゴーヤとシャケのちらし寿司」

 ほかにも、調味料の組み合わせのアイディアなど、いろいろございました。

 きっと、ご自分でも美味しいものを作っては食べていらっしゃることでしょう。
[PR]
# by sanakopi | 2013-09-27 03:25 | Comments(4)

7首目、8首目

 ついつい長くなってしまう家政婦さんのおしゃべりはひとやすみして、歌会のおぼえがき。

 この8首目までが夏に新宿で詠んだものです。


    木も土もなくても俺はここにいる新宿蝉が独り気を吐く


    あの子猫何食べてるのかなやせてる・・・ 気にする息子は自炊初心者



 8首目は、歌会でのアドバイスを参考に、改作を試みてみました。



    「あの子猫何食べてるのかな」気にした息子よ今日のメニューはなあに?


 ま、できはよくありませんが、この夏の私にしか詠めなかった気分を詠み込んだつもりなので、自己満足はしています。

 
 本棚の整理をしていたら、大学の教養部でとった国語の教科書「日本詩歌選」というのがでてきました。

 これを読み返して、すこしは、美しさを意識した歌も詠んでみたいな~~~
[PR]
# by sanakopi | 2013-09-24 03:53 | 歌会 | Comments(2)

新宿家政婦物語 その3

 おぼっちゃまのお部屋に最初に伺ったとき、冷蔵庫は最悪、1ドアも覚悟しておりましたが、ぎりぎり、2ドア、冷凍庫があったことにはほっと胸をなでおろしました。

 梅雨時から真夏にかけて、粉類もお米も冷蔵庫での保存が望ましいとなると、ほんとうにスペースが限られています。野菜室が狭くて悲しく、葉物はドアポケットにたててみたり、冷蔵庫のほとんどが野菜で一杯になったりいたしました。

 こういった状況では、毎日足しげくスーパーに通うしかありません。八百屋さんでもよかったのですが、残念ながらこの界隈にはなかったので。

 大事な食料庫である最寄のスーパー、使えるものが2店ありました。

 ひとつは、鮮魚部門とお惣菜の充実した庶民的なスーパー。こちらが基本となりました。

 『鶏肉の日』『お寿司の日』『まぐろまつり』『100円均一セール』などなど、曜日によって品揃えも変わって、狭い店舗ならではの工夫がみられます。

 初めて買い物に行った日と、2回目のときだけ、きょろきょろしている私に年配の店員さんが『何かおさがしもの、見つかりませんか~?』などと声をかけてくださり、だいたいどのあたりにどんなもの、というのをレクチャーしてくださり、3回目以降はそういう声はかけられなくなりました。

 つまり!!お客さんをよく把握しておられるということではないですか?!

 もちろん、ほぼ毎日通っているわけですけど、3回目からはいつものお客さんの仲間入りをしたのですね。

 鮮魚部門が充実しているのもうれしく、塩焼きにする尾頭付きのアジやカマスなど、1本、2本、3本のパックがそれぞれあり、お刺身クオリティのものが毎日ありました。お刺身でも食べられるものを、あえて塩焼き、これが美味しいのです!振り塩のシャケの切り身などもお手ごろ価格で助かりました。

 お刺身も、同じものがいつも並んでいるのではなく、なにか、目新しいものがあったり。お寿司も同様で、仕入れの工夫があるのでしょうね。ランチスペシャルのお寿司などは、握りずし8貫で380円!!なのに、活きじめのアジ、(たぶんカレイの)エンガワ、あぶらののったサーモン、まぐろの赤身、イクラなども入って、あとはイカ、蒸しえび、たまごなど。どのパックも同じではなく、少しずつ違った組み合わせになっていて、好みのものを選べば、大満足でございました。

 家政婦としては、できあいのものを食卓に乗せるのは名がすたるようでもありますが、家計をお預かりする身としては、より安く美味しいものを食べていただけるのであればそれに越したことはないと考えます。

 決して、いいわけではないのです・・・

 さて、熱く語りすぎました。

 もう1店のほうはですね、某コンビニチェーンのスーパー展開のお店です。

 105円でお野菜からくだもの、お肉、卵など、たくさんの食品を買うことができるのです。

 びっくりしたのが、新鮮な卵。卵の味ははっきりいってよくわかりませんので、まあ、オーガニックのえさなどで育った鶏が産んだではないのでしょうが、6個で105円、回転がよくいつも新鮮でしたので、卵はこちらに決めていました。
 
 あとは、たくさん使わない調味料類。ブランドのものでも、105円用のパッケージがあるので、便利でした。野菜の値段が上がっているときに、こちらは仕入れがしっかりしているのか、値段もクオリティも変わらなかったので、トマト1個、きゅうり3本、小松菜(これがおいしかった)1把それぞれ105円はうれしかったです。

 賞味期限も短いですから、古くなって処分することがないよう、必要なものだけ買い足しながらのメニューの工夫が、家政婦の腕の見せ所、メリハリもある献立を心がけました。言い換えれば、残り物処理の献立もあったということなのですが・・・・そこは目をつぶっていただいて・・・・


 さて、おぼっちゃまは、なかなかのグルメでいらして、時々レシピをご提案くださいました。

 次回からはしばらく、家政婦もおどろいた、レシピの数々をご紹介いたしましょう。



 
 
 
[PR]
# by sanakopi | 2013-09-22 05:42 | Comments(0)

新宿家政婦物語 その2

 家政婦の仕事といえば、やはり食事の支度が何より大切です。

 人というものは、両親からもらった体と、口から入ったものでできていますから。

 おぼっちゃまの家につくと、まず家政婦のすることは、たいていまだお休みになっているおぼっちゃまをお起こしせぬよう息を潜めながらお米を研ぎ、炊飯器をセットいたします。

 とくにお仕事をお持ちで、一人暮らしの方などからは、前の晩に予約炊飯をセットしたらいいんじゃないの、という声が聞こえてきそうですが、これまで、20年以上の経験から、ごく普通のお米を美味しく食べたいならば、じつはあまり長くお米を水につけておかないほうがよいのです。ごく普通のお水と、水道水の組み合わせならなおのこと。たとえ美味しいお水で炊くとしても、ほんの10分ほど浸すか、またはすぐに炊いたほうがよろしいかと。

 ちいさなこだわり、せっかくならばと、お米は一番近くのスーパーでも置いていた、おぼっちゃまのお生まれになった県産のこしひかりを選びました。家政婦の生まれ育った県でもありますしね。

 炊飯器をセットしたときに、元気に流れる『きらきらぼし』のワンフレーズでも、まだおぼっちゃまがぐっすりのときは、さらに、音を立てぬよう、狭いキッチンでおかずの準備にかかります。

 一口しかないガスコンロを駆使いたしましてお弁当用に3品作って、、あまちゃんがはじまっておぼっちゃまが目覚められたら、家政婦も一緒にテレビをみながら朝ごはんはどうなさるかを聞き、ごはんかパンの朝食をささっと準備します。

 もちろん、毎朝、旅館の朝ごはんのようなしっかりしたものが準備されていて、食べても食べなくてもよい、というのが望ましいのかもしれませんが、おぼっちゃまも慎ましい方ですので、その日の体調にあったものをあった量だけ召し上がりたいのではと、家政婦は臨機応変を心がけております。

 蒸し暑い日がつづくときなどは、甘酒一杯、というのがちょうどよい朝ごはんになりました。

 このような朝が、月曜日から土曜日まででしたから、おぼっちゃまも、家政婦もまたよく頑張ったものです。

 さて、次回は収納も少なく、小さな2ドアの冷蔵庫のお部屋、ということで、買い物の工夫についてお話いたしましょう。
 
[PR]
# by sanakopi | 2013-09-21 04:15 | Comments(0)

新宿家政婦物語 その1

 家政婦はお日様と一緒に目を覚まします。

 なんと、彼女の部屋には大きな掃き出し窓がありますが、残念ながらカーテンというものがついていません。すりガラスになっているので、外から覗かれる心配はないのでしょうが、最初は何かと困るかもしれないと思っていました。

 それがしばらくたつと、ま、これもいいかもと思えてきたのです。

 まずは、お日様と一緒に起きるのでとてもすっきり目が覚めて気持ちがよかった。

 そのせいか、とてもぐっすり眠れる!!

 お年頃の家政婦にとっては質のよい眠りはお金を払っても欲しい、と思うくらいに大事なものですので多少省エネに逆行する行いなのかもしれませんが、ほぼ3ヶ月、カーテンなしで通しました。

 そのかわりに、熱帯夜が続く限り、夜間もエアコンを消すことができませんでした。
 設定温度は29度!!それでも作動するエアコン!!
 すさまじい、都会の夏の夜でした。

 家政婦の住む、あやしいシェアハウスには、もちろん、コインシャワーと洗面所もあるのですが、家政婦はおぼっちゃまを送り出してから、あちらで身支度を整えることができるので、シェアハウスには、洗面道具や化粧品は持ち込まずに、起きたら部屋でするのは入念な腰のストレッチ、ちょっとヨガ、あとは首のカーブを維持するためのデナーロールという道具で首のストレッチなど。公共放送の朝のニュースのアナウンサーとはすっかり顔なじみ気分。

 おぼっちゃまがお弁当を持って、1時限から予備校にご出席予定の日には、7時半までに、それ以外の日は『あまちゃんたいむ』に伺います。ほんとうはあと30分ほど遅くても間に合うのですが、おぼっちゃまもあまちゃんを見逃したくないとおっしゃったため、『あまちゃんたいむ』が定時となりました。

 家政婦は、すっぴんで、シェアハウスからおぼっちゃまのお部屋まで3分、早足で歩きます。

 豪邸の廊下だと思えばよいのです。この時間ならまだ、それぞれに管理するビルの清掃などに精を出されている年上の女性の方々にお会いするくらいです。彼女はよそものですので、なんとな~く目をそらされます。仮住まいなので、ここであえてのご挨拶も控えておきました。

 さて、本来の仕事に入る前に前置きが長くなりましたので、つづきはまたのちほど。
[PR]
# by sanakopi | 2013-09-20 02:10 | Comments(0)