シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

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家政婦物語 番外編

 ごぶさたいたしております。

 年の瀬、みなさまには猫の手も借りたいお忙しさでございましょう。

 家政婦が本日からお引き受けいたしておりますのは、親知らずの抜歯を終えられたお嬢様のお世話でございます。家事というよりも、看護に近いお仕事でございますね。資格などはございませんが、家政婦の得意とする分野でございます。

 まずは、お約束の時間ぴったりにドクターのオフィスにお送りし、1時間半、待合室で文庫本など読ませていただきながらお待ちいたしました。ちょうどい時間を過ぎたころに、口腔外科医のキム先生が張りのあるお声で、お嬢様が大変がんばられたので、順調に終わりましたよ!!と報告にみえました。

 くつろいだ様子で麻酔からさめられたお嬢様をみて、ほっとするとともに、ナースより、これからのお世話について、詳しくお聞きします。

 まだ少し、ふらつかれるので、車椅子にお乗せして、車のところまでは、ナースが押してくださいました。

 1週間後の術後の診察でまた会いましょうね!と挨拶をかわし、お嬢様も、慎重にですけれどもご自分でお車に乗り込まれ、ご自宅まで、運転させていただきました。

 とくに、気分の優れないこともないご様子で、早速に、パソコンの前にお座りになりましたので、安心してのどの渇きを癒すのに、氷をひとかけ含んでいただき、ほどなく、ガーゼを一度交換いたしましたが、後ほど、よくよく確認してみましたら、もう交換するのではなく外してもよかったのでした。

 もう慣れたものだと過信しておりましたら、いけない失態でございました・・

 とはいいましても、大きな不都合はなく、その後ガーゼを取り除いて、30分冷やして、30分冷やさない、というのを繰り返しながら、痛みが出てくるかどうか様子を見ておりました。帰宅後1時間半ほどで、部分麻酔も切れ始め、唇などの感覚がもどるにつれじわっと痛みが出そう、とおっしゃいますので、薬局に出向き、痛み止めの処方薬を受け取り、同時に、jamba juiceによりまして、オレンジキャロットジュースを氷なしで買い求めました。オレンジとにんじんの抗酸化作用に期待できますし、1日分のビタミンがある程度とれますので。

 帰宅後、ジュースを少しずつ飲んでいただき、舌やのどの動きを確認してから、前日に、ご主人様がお嬢様のためにと心を込めて御つくりになった蒸しプリンを、よくかき混ぜてから小さなスプーンで食べていただきました。

 最初は、少しずつでしたけれども、味も絶品ですし、口当たりもよいので、食が進み、小さな一カップを全部お召し上がりになりました。

 そこで安心して、イブプロフェンを1錠さしあげました。

 実は、処方では1錠400ミリグラムのものが出ていたのですが、小柄で、普段まったくお薬を飲まれないお嬢様でしたので、市販の200ミリグラムのほうを差し上げることにいたしました。

 イブプロフェンは、抜歯などのように、腫れをともなう炎症には特に効果が高いのですが、胃の粘膜を傷つける副作用も心配でございましたので。

 程なく痛みも引いたご様子で、楽しく、ご友人とチャットを楽しまれたり、さらにオレンジキャロットジュースもたっぷり召し上がって、順調でございました。

 4時間ほどで、鎮痛剤の効果が切れてくるはずですので、そのタイミングで、軽食をとっていただこうと、考えましたメニューは、鶏がゆでございます。ここまで塩分をとれておりませんでしたので、お肉は入れず、スープにここはお醤油味をしっかり効かせておいしいおかゆになりました。

 おかゆもたっぷりお召し上がりになり、やはり少し痛みが戻ってまいりましたのでお薬も1錠。

 冷やすほうも、ほどほどに時間を守りつつ、きちんと続けております。

 夕方には、ご趣味の、水彩画なども始められ、いっそうご機嫌もよいご様子でございます。

 このような調子で、あと1週間ほどは流動食から柔らかいお食事に気をつけてまいります。

 さて、また4時間後はどのようなお食事がよろしいかしらと、知恵を絞るのもまた楽しゅうございます。

 ではみなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
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by sanakopi | 2013-12-28 10:02 | Comments(0)
 あんまり共感してもらえなさそうなので、大きな声では言えませんが、もう、あんまりラーメン好きではありません。いや、きらいってわけではないのですが。。。若いころは人並みに好きだったような気もするんですが・・・

 というわけで、ラーメン、食べるとしたらあっさりした塩かしょうゆ、どーんとねぎか野菜がのっかったタイプかな、と思っていました。

 とりわけ、とんこつ系はなんとなくこってりしているという印象だけで、敬遠しがちでした。

 
 ところが!!

 あのこってりは、すごくヘルシーなこってりなんだな、と納得したのです。

 だんなさまが、家で、とんこつのスープ作りに一から取り組んでくれたおかげです。

 あのこってりは、ほとんど脂ではなく、いわゆるコラーゲン(でも、コラーゲンだからといって、それがすぐに美肌につながるとは思ってませんよ、たぶんつながりません)、つまりは、良質のたんぱく質た~~っぷりだということなんです。筋肉がやせがちな私にとっては、たんぱく質は大事です。

 冬の室温で、まるで、飲むゼリーのようにぷるぷるになったスープを見て、

 『おお!!』

 これからは、バランスのいいスープを出しているお店なら、とんこつラーメン、食べてみよ。

 だんなさまのとんこつスープ、おいしかったですよ、もちろん!!
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by sanakopi | 2013-12-19 01:52 | Comments(0)

11首目

 主催の若いご夫婦が、私よりもほんの少し早く日本に戻られることになったので、次回、1月の歌会がみんなで顔をあわせてできる最後の会となることに。

 お名残惜しいけれど、私一人が抜けなきゃいけないよりは、さみしくないような?

 12月の歌会への出詠歌はこちら。


    金茶の葉広がりながら赤くなる好ましき木の名を知らぬまま

 
 上の句と、下の句の主体がちがうのが難。なんとかしてそろえたほうがいいみたいです。

 日本の紅葉ほどではないのかもしれないけれど、このあたりでも、美しい黄色になるイチョウや、カエデのなかま、そのほかに名前はわからない、黄色からオレンジ、赤とグラデーションで色づくきれいな木が近所には多いのです。

 もうずっと、きれいだな、好きな色合いだな、と思っているのに、英語でも日本語でも、木の名前がわからない。誰かに聞いてみればよかったな~~、もう遅いかな~~という、ほんのちょっとの後悔もこめてみました。
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by sanakopi | 2013-12-18 07:56 | 歌会 | Comments(0)
 いや~~、びっくりしました。

 こんなにおもしろいとはね。

 2009年の吉川英治文学新人賞受賞作。当時いつくか書評を読んで、いつか読んでみたいと思っていましたが、すごい完成度にエンターテイメント性も十分。

 満40歳の小学校のクラス会、数人がぜひとも会いたい「田村君」が、もうすぐ来るはずなのに、なかなか来ない、そんな時間を46歳のしぶい店主のバーで過ごしているんです。ぐだぐだと思い出話なんぞしながら。

 男子も女子もそれぞれに楽しいこともあったけど、なんとなく痛い今日この頃。

 みんなのぶっちゃけ方がほどよくって、偽悪的でなく気持ち悪くなりません。これ、重要。

 おんなじような設定で描いても、ひとつまちがえば途中で読むのやめたくなるお話しになる、ぜったい。

 で、それ以上はネタバレできないんですけど、後味もいいから安心して読んでも大丈夫です!!

 ちなみに、知る人ぞ知る、クパティーノのガレージ図書でお借りしました。

 とっても読みたかった「夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信 こちらもありましたし。

 さらに、『ビブリオ古書店』も3巻まであったので、もううれしくてニヤニヤがとまりませんでした。

 
 いい感謝祭の週末でした~~~
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by sanakopi | 2013-12-03 10:03 | 本の話 | Comments(0)