シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

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of Mice and Men

 邦題は、『二十日鼠と人間』 スタインベックです。

 映画にもなっているそうですが、私は観たことがありませんでした。

 また、スタインベック、有名な小説家ですが、たぶん読んだことがあるのは『怒りのぶどう』だけだと思います。おまけに印象は薄い・・・よく覚えていない・・・

 そんな私がこの本を手に取ったのは、週1回集まっているESLのおしゃべりの会のメンバー、グルジア出身のNさんが一緒に読みましょうよ、と誘ってくれたから。彼女も活字中毒者で、好みを聞いていると、私よりもさらに純文学より。軽いものはあまり読まないみたいです。

 さて、手に取るや否や、内容ばかりでなく、本そのものも古くさ~~い、明らかににおいます。読めるかどうか不安になったのですが、数ページもすすまないうちに、そんな不安はどこへやら、怪しい文法や、方言っぽいいいまわし、そんなのは気にせず、がんがん読めます。

 最後は悲しくて、がっかりしてしまいましたが、なんというか、人間にとって何が大切か、『アルジャーノンに花束を』でも、ねずみといわゆる知恵遅れの人を対比させながら描き出されていましたが、あれは、このスタインベックの流れがあったのだな、とわかりました。

 知恵のあること(要領のいいこと)がそんなにえらいのか、ほかのひとと同じような表現力や生活能力がないだけで知恵遅れと決め付けられ、人として低く見られるようなことが昔も今もあってよいのか。

 主人公のレニーの純粋なやさしさがたとえ英語で読んでも、とてもよく伝わってきて、いろいろ考えずにはいられなくなりました。

 

 
 
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by sanakopi | 2009-09-30 07:40 | 本の話 | Comments(2)
 つまらないといえばつまらない願いなのですが(苦笑)、去年の嵐のコンサートDVDを買うにあたって、うちには日本のDVDを再生できる機材はなく、ま、こたのパソコンできっと見られるだろう・・・という見切り発車で買ってしまったのでした。ま、持ってるだけでもうれしいし・・・・・

 そして、とりあえずパソコンでは見られたのです。でも最近、パソコンのハードにも詳しくなってきたこたが、パソコン本体をTVにつなげば大画面で見られるよ、と言ってくれました。

 へえ~~といいつつ、そんなに期待もしていなかったのですが、昨日、こたが電気屋サンにいって、なんだかケーブルを2本買ってきて、ちゃちゃっと実現してくれました!!!

 おお!!汗が。笑顔が!!!

 自分のかなえてほしい夢を見つける前に、母のささやかな夢をかなえてくれる、いい子だね~~~。
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by sanakopi | 2009-09-29 14:05 | Comments(6)

MAKE・A・WISH

 『さあ、ひとつ、願い事をして!』

 バースデーに、ケーキのろうそくを吹き消す時の決まり文句でもあるこの言葉ですが、こういう名前の団体があります。聞いたことのある方もいらっしゃるでしょうね。

 ガンなどの難病と闘う子供たち(年齢は2歳半~17歳、とありました。2歳半はきちんと願うことができるのかなぁ・・・)の『大きな願い』をひとつ、全力でかなえてあげましょう、という団体です。資金は寄付でまかなわれているのかな?そのあたり、きっちり調べていませんが・・・

 そんなわけで、とてもめずらしい組み合わせの病気を持ち、日々、疲れと闘っているこたもその対象として認められました。おお~~~。

 でも、おかげさまで、まあまあ欲しい物は親が買ってあげられる経済状態であって、無欲なことにかけてはハイレベルなこたなので、これはかなり難しいことかもしれません。

 ま、じっくり自分で考えて、横でぴーちくぱーちく、『私だったらね、、、』なんていい続ける私やさなのことは気にせず、何かひとつ、見つかればいいね、こた。

 さて、みなさんだったら、何かひとつ、どんな願いをかなえてみたいですか?



 
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by sanakopi | 2009-09-28 01:47 | もやもや病/肺高血圧関連 | Comments(0)
 こたの風邪やら、熱波やら、だんなさまの出張やら、あれこれ心配していたら、めずらしく私も、こたから風邪をもらってしまいました。

 1日目、のどの上の方がひりひりと痛くて、鼻水。なんとなくだるく、ちょっとだけ熱っぽい。で、寝る。

 2日目、朝、すっきり起きられ、のどの痛みがなくなり声がいつもどおりだったので、シャワーも浴び(このあたりでやや怪しかった・・・いつもより寒かった。)おはなし会へ。でも、午後からだんだん具合が悪くなり、くしゃみ、鼻水、涙目。のどの痛みとだるさももどってきて、寝る。

 3日目 だいじなぽぽんたのミーティングだったのですが、いけるほど元気になれませんでした。家事以外は寝ました。

 なんだか、2回、風邪をひいたみたいなかんじでした。

 やっぱ2日目のシャワーがいけなかったでしょうかね?

 こたの風邪は、ちゃんと小児科にかかって、インフルエンザじゃないですね、とお墨付きをいただいていたので、たぶん、私のもただの風邪でしょう。でも、こたも副鼻腔炎と気管支炎(肺炎かも?)に予想通りなっているので、あなどれません。

 ふたりとも、ようやく回復してきて、今日はひさしぶりにこたも学校に行く予定です。

 よくまあ、ここまで寝られるものだ、というくらい寝ました。

 いろんなことを堂々とさぼれるので(主に家事・・)寝込むのは結構好きかも。というか、もう風邪薬は飲まないで治すことにしているから、寝るしかないんです。

 もちろん、こたの場合は、対症療法の咳止めや、解熱剤はめったに飲みませんが、肺炎のための抗生物質はきちんと飲みます。今は、5日間服用したら、10日間効果が持続する、という経口剤があるので、飲むほうはらくです。

 みなさんも、季節の変わり目の体調管理、お気をつけくださいね~~。
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by sanakopi | 2009-09-26 00:40 | もやもや病/肺高血圧関連 | Comments(5)

今年の古本市

 またまた筋肉痛です!!

 両腕と、肩と背中が~~~。

 一年中で、いちばん重いものを持つ日、補習校の古本市が終わりました。

 今年の収穫は、小さい子向けのおはなし会で使えそうな、こどものともや、こどものくになどの絵本雑誌が20冊ほど、あとはあちこちの図書館にはあるものの、貸し出されていることが多いいわゆる良書のハードカバー数冊。『ねずみくんのチョッキ』や、こぐまちゃん、しろくまちゃんのシリーズなど。目玉になるようなすごくいい本、というのはとくになかったけど、おはなし会にバリエーションをつけるのによい材料はたくさん手に入ったので満足です。
 
 自分用の文庫は、浅田次郎、乙一、角田光代など、信頼できる著者のものを数冊。
 
 今年は、マンガがなくて残念でした~~。

 さて、この古本の山、どこに収めたものか・・・・・
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by sanakopi | 2009-09-21 11:53 | 本の話 | Comments(4)
 ふーっ。

 これが終わるとやっと落ち着いた秋がくる、っていう、ほとんど風物詩ですかね。

 今年は、二日続けてだったので、これまた疲れました。あっちの教室から、こっちの教室へ、と人波にもまれながら歩いていると、毎日、これをやってるわが子に尊敬の念が沸き起こってきます。これが大切なのかもしれません。

 どの先生も自分を楽しげに売り込み、子供たちをこころからサポートしたい旨、繰り返してくれます。

 すくなくとも、自信のなさそうな先生はいらっしゃいませんでした。

 成績のつけ方とか、きっと気にする親が多いから細かく説明してくださっているのでしょうが、まあ、成績はどうあれ、好奇心をかきたてる授業をしてくだされば、それだけでいいんですけどね・・・・
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by sanakopi | 2009-09-17 13:31 | Comments(2)
 何気なく、O氏のガレージ図書で手に取った2冊が、なかなか強烈でした。

 『破裂』のほうは、医療ミスを入り口に、官僚主導のおそるべき高齢化対策、ぽっくり死推進運動にまで発展していきます。最終的には、一見、正義は勝つ、のようでいて、でも、いろんなわだかまりが残る小説でした。

 どちらが正しいことを主張しているのか、自分でもよくわからなくなってくるのです。

 ちょうど、今日、友人たちとの会合のときに、アメリカの医療のシステムはひどい。ほとんど自然淘汰、弱肉強食の世界、というはなしがでました。不調があるから予約を取りたいのに、3ヶ月先しか空きがない、と断られるのはめずらしくないのです。

 でも、この本に描かれているように、医療の進歩によって死なせてもらえず、ほとんど楽しみのない毎日を生きることを強いられている、とかんじる高齢者の方々も、幸せとも思えません。

 『きらきら』のほうは、日系人で、現在もカリフォルニアにお住まいだという女性の英語で書かれた小説の翻訳です。

 こちらも、主人公の少女の明るさが救いですが、大好きな姉がリンパ腫に侵され、貧しいために両親は働き続けなくてはならなかったので、なんと、まだ11歳の妹が、姉に、いやがる薬を飲ませたり、あれが食べたい、やっぱりいらない、などというわがままに付き合ってあげているのです。時には、『いいかげんにして!』っていいたくなってもあたりまえです・・・・

 彼女が、素敵な姉のことをとてもよく理解して、たくさん覚えていてあげているので、彼女の死は、それほどひどく悲しいこととしては感じられません。よく生きることとは、自分がかかわった人たちの心の中に、いいものをたくさん残すこと、なのかも。

 どちらも、読んで、ハイ終わり、じゃなく、しばらく考えさせてくれる本でした。
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by sanakopi | 2009-09-16 07:36 | 本の話 | Comments(4)
 難しい病気と闘うこたのために、公立の高校なのに、ほんとうにたくさんのスタッフが支えようとしてくれています。

 ケースワーカーさん、スクールナースさん、このお二人とは夏休み中から、新学期の準備のために何回かミーティングを持っています。あと、IEPというスペシャルなケアのためのたくさんのテストをしてくださったサイコロジストの先生も。

 さらに、今週になってお会いした、Englishの1単位だけ、自宅学習で取る予定なので、その先生。

 彼女は、こたの病気の話もよく聞いてくれて、もやもや病も、肺高血圧も病名を聞いたことがあります、とおっしゃっていました。まだ、大学で勉強も続けながら、在宅の生徒のための先生をしているそうです。

 そして、『何か聞きたいことはないですか?』と何度も言ってくださるのに、にっこりして首を振る母と子に、困ったように、でも、なぜ自分がこの仕事をしようと思ったのか、という話しをしてくださいました。

 妹さんが数年前に、原因不明の疲労感やめまいなどで、学校にいけなくなり、たくさんの病院をまわったけれど、病名もわからず、今は、調子のよい日と悪い日が順番にくるようなかんじで、当時よりはよくなっているということでした。

 こたの病気が、どちらも難しい病気だけど、運よく、すばやく診断がついた、という話しをしていたので、
 『病気がはやくわかって、ほんとうにラッキーだったわね!』という言葉も、彼女の体験からすると、本当にこころから出たような気がして、すっと受け止めることができました。

 そして、昨日は、スクールカウンセラーさんと、初回のカウンセリング。

 30分を、2週間に1回、というスケジュールですが、昨日は、オセロをやったそうです。信じられないぐらい弱かったよ、といいつつ楽しげなこたを見ると、さすが、というかんじです。医療従事者っぽくもなく、教育者っぽくもなく、だれかというと魔女みたいな不思議な雰囲気の先生です。ホグワーツの教授陣にいそうな・・・でなければ、セントマンゴ病院の癒者か、というかんじです。

 こういう、サポーターの大人たちと、いい関係を築いて、いい影響を受けてくれたらいいな、と思っています。




 
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by sanakopi | 2009-09-12 03:16 | もやもや病/肺高血圧関連 | Comments(6)

まったりと3連休に・・

 とはいいましても、土曜日は、我が家としてはONの日でしたが。

 せっかくの連休ですが、まあ、新学期開始直後の疲れを取る方向で・・・・

 というわけで、家事のほうは休日モード全開で(爆)何をしたかというと、まずはマリオカートWii。家族4人で32コース全部走りました~~~。こた、さな、わたし、だんなさま、という順位に変化はないものの、力をつけてきたな~、わ、た、し。

 それから、やっぱり本です。

 『大聖堂』の大シリーズ、読み終えました~~~。すっかり中世を生きました。くしゃみをするひとがいたら、
 『はっ! もしや、あのあそろしい病(それはペスト)が戻ってきたのか?!』な~んて気分になっちゃったりして。。。。

 まじめに感想をのべるならば、自由、というものについて改めて考え直しました。現代、女性は、中世とは全く比べ物にならないほど自由に生きられるようになりました。男性も一部地域をのぞいては、戦うことをしいられることもなくなり、いっそう自由なように思えます。

 ですが、『大聖堂』の物語の中で、それぞれの登場人物が活き活きと生き、知力、体力のありったけを出し切って勝ち取ったほんの小さな自由ほどの価値が、いまの私たちの持つ『自由』にあるのでしょうか。やはり、『自由』とは、与えられるものではなく、勝ち取るものなのかもしれません。

 これから、私たちが勝ち取るべき自由とは、何に対する自由でしょうか。

 また、その自由には、どんな責任がともなうのでしょう?

 少し前に読ませていただいた、心ひそかに尊敬する渡辺千賀さんのエントリーにも影響されたかな・・・



 
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by sanakopi | 2009-09-08 10:00 | 本の話 | Comments(3)
 いよいよ場所を移して初回のおはなし会!!

 もう5年もやってきたけど、新しい要素があるときは特に、まだまだ冷や汗かいてたりする小心者です。

 今日も、時間も場所も変わったので、みんな来てくれるかなぁ~~、それより先に、自分が迷わないでたどりつけるかなあ~~、今日はじめてやる出し物はうまくできるかなあ~~~、などと、車内、もんもんとしつつ、図書館に向かいました。

 駐車場にはいろうとしたら、もう、早めに着いて、待っていてくださるお母さんと子供たちがみえました。

 『ほっ』

 だけど、後で考えてみたら11時開館だと教えて差し上げなかった私が悪かったかもぉ~~~~(反省)

 どきどきしながらガラス越し、スタッフの姿がないかのぞきました。開館前に、スタッフ入り口から入れてもらわないと準備が間に合わないからです。ようやく、担当のLさんの姿が!!

 やや裏に回りこむようなかんじで、スタッフの入り口から入れてもらい、初めての館内へ。

 まだ新しい建物は、それでももうなじんだかんじもあって、いい感じのレイアウトです。静かに読んだり書いたりができそうな仕切られた部分もあるみたい。子供用のスペースは全部大人が見下ろすくらい低くて、手に取りやすいようになっています。

 さらに、おはなし会のスペースも、完全に閉じた空間ではありませんが、書架の配置の具合で、仕切られたようになっていて、さらに、読み手からみて、一方のみが開放、三方は壁や窓になっています。天井も高く、吊り下げられた楽しげなオブジェがありました。

 十分なスペースがあるかな、と思いましたが、お子さんたちが入ってみると、意外とすぐいっぱいになってしまったように思えました。今日は30組くらいの方が来てくださいましたが、これ以上増えると、見にくい場合がでてきそう。

 なるべく、ひとりで楽しめるお子さんは、前に、お母さん抜きで座ってくれるように励ましてみようかと思っています。

 Lさんは、私のために最初のセッティングも終えておいてくださり、終わってからゆりの花束も下さるなど、心をこめて迎えてくださって、ほんとうにありがたく、嬉しく思いました。

 来週はもうちょっと汗をかかずにできそう・・・・かな?

 図書館のサイトでは、対象年齢3~5歳となっていますが、とくに気にせず、小さいお子さんもどうぞ。
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by sanakopi | 2009-09-03 05:47 | 本の話 | Comments(6)