シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

カテゴリ:歌会( 11 )

12首目

 つまり、ちょうど1周年、ということですね。

 短歌会のほうは、最終回が24回、2周年での一区切りとなったわけです。

 主催のおふたりが日本に帰国されるために、みなで集まっての歌会の開催はむずかしくなりますが、メンバーのやる気は十分なので、オンラインで続けていこう、という意思の疎通ができています。

 そして、それをすぐに形にできるメンバーがいるというのも、シリコンバレーの土地柄ですね。

 これからもとても楽しみです!

 最後の会で、票をいただき、高点歌に選んでいただけました。すごくうれしい!!

    
      柳の木切りそろえられ不本意なおかっぱ頭を嘆きてゆれる


 これは散歩中に見た、みじかすぎるおかっぱに剪定された柳の木がなんとなく不憫に思えて詠んだ歌です。

 日本の柳の木は、枝をそろえて短く切ったりしますか??私はそういう印象がないのですが。

 こちらのガーデナーは、ちょっとちがう価値観でお仕事されているなと思うのです。





 
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by sanakopi | 2014-01-24 10:28 | 歌会 | Comments(2)

11首目

 主催の若いご夫婦が、私よりもほんの少し早く日本に戻られることになったので、次回、1月の歌会がみんなで顔をあわせてできる最後の会となることに。

 お名残惜しいけれど、私一人が抜けなきゃいけないよりは、さみしくないような?

 12月の歌会への出詠歌はこちら。


    金茶の葉広がりながら赤くなる好ましき木の名を知らぬまま

 
 上の句と、下の句の主体がちがうのが難。なんとかしてそろえたほうがいいみたいです。

 日本の紅葉ほどではないのかもしれないけれど、このあたりでも、美しい黄色になるイチョウや、カエデのなかま、そのほかに名前はわからない、黄色からオレンジ、赤とグラデーションで色づくきれいな木が近所には多いのです。

 もうずっと、きれいだな、好きな色合いだな、と思っているのに、英語でも日本語でも、木の名前がわからない。誰かに聞いてみればよかったな~~、もう遅いかな~~という、ほんのちょっとの後悔もこめてみました。
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by sanakopi | 2013-12-18 07:56 | 歌会 | Comments(0)

10首目

 おお、ひとくぎり、という感じがしますね。

 今月の歌会の出詠歌


    オトナ味春菊山椒ハッカ飴食べれるかも!とカミングアウト


 思い出のシーンを切り取った1首なので、説明がないと伝わりにくい歌になってしまいました。

 ティーンともなると、口数少なめの娘が、まさに今、どんなたべものがどのくらい好きで、食べられなかったものも実はそんなにいやじゃなくなっている、みたいなことは日々の食卓ではあまり確認したりしないものです。

 のんびりとしたシャスタへのドライブの途中、最近、ミントを克服した!!というので、あらあらあれは、これは、という話しで盛り上がって、食に関してもオトナに近づいているようでちょっとうれしかったのでした。
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by sanakopi | 2013-11-20 01:19 | 歌会 | Comments(2)

9首目

 10月の歌会も楽しくこじんまりと。

 私の出詠歌は、

  
     おから炒り炒るほど白くふくらんで箸先に咲き誇る卯の花


 よいおからを丁寧に炒っていると、いままで気がつかなかったけど白さはそのまま、ふんわりとやわらかな、それでいてさらっと軽い感じになって、

 「これがもしや、卯の花、っていう花の様子なのかしらん?」

 と思い、思わず、イメージ検索で何枚も写真を見て、さらに納得。

 そう思って見ると、竹の菜ばしが枝のようにも思えてきて、すんなりできた歌でした。

 褒められてうれしくなって、やっぱり主婦はまじめに家事にとりくむと、歌もよくなるのかな?なんて。
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by sanakopi | 2013-10-21 01:39 | 歌会 | Comments(4)

7首目、8首目

 ついつい長くなってしまう家政婦さんのおしゃべりはひとやすみして、歌会のおぼえがき。

 この8首目までが夏に新宿で詠んだものです。


    木も土もなくても俺はここにいる新宿蝉が独り気を吐く


    あの子猫何食べてるのかなやせてる・・・ 気にする息子は自炊初心者



 8首目は、歌会でのアドバイスを参考に、改作を試みてみました。



    「あの子猫何食べてるのかな」気にした息子よ今日のメニューはなあに?


 ま、できはよくありませんが、この夏の私にしか詠めなかった気分を詠み込んだつもりなので、自己満足はしています。

 
 本棚の整理をしていたら、大学の教養部でとった国語の教科書「日本詩歌選」というのがでてきました。

 これを読み返して、すこしは、美しさを意識した歌も詠んでみたいな~~~
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by sanakopi | 2013-09-24 03:53 | 歌会 | Comments(2)

6首目

 今回は、あわてて作ってあらら、な歌になってしまいました。


   車には頼れぬ買い物細腕に はんぶんこならなんてことない・・・


 毎日の実感なのですが、細腕のところ、最初は両腕にしようとしてて、改作したつもりが、これだと二人で分けて持つように受け取られるのでした。

 あとは、なんてことない、というのは、なんてことなくはないなあ、と反対の意味をもたせたかったのですが、いまひとつでした。

 やっぱり季節感のある自然を詠んでみたいなあ、ここではないものねだりですけど。
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by sanakopi | 2013-08-01 14:10 | 歌会 | Comments(2)

5首目

 出国前に出詠していた6月の歌会のための歌です。


    ピカピカに塗ったベランダ上出来で月を見ながら髪を乾かす

 
 今回は、5票いただいたので、いままででも一番くらいの出来のようです。

 といっても、実際にがんばって塗り替えたベランダで色っぽく髪を乾かしておられたのはお友達のばななさんでして、ブログに書かれた短い表現がとても素敵だったので、歌にさせてとお願いしたのでした。

 自分の体験から、自分にしか詠めない歌を詠みたい、とかいうのもあるけれど、たまにはこうやってほかの人の感性がキャッチしたものに共感してとりこんで詠んでみるのも楽しいな。



 さて、私の方は、すっかり、新宿家政婦物語、の毎日。

 のちほどゆっくり、とはいつになるのでしょうか・・・こうご期待??
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by sanakopi | 2013-07-05 15:15 | 歌会 | Comments(4)

4首目

 久しぶりに出詠できた5月の歌会。みんなの歌もどれも個性があって、工夫もあって、毎回楽しみです。

 
  伸びるたび芥子和えにしてよく食べた菜の花つぼみを今日は生けよう


 秋に植えたはじめての白菜を、畑の大先輩の母のアドバイスで、冬の間にあえて食べきらずに、5株ほど残しておきました。春になったらどんどんやわらかい脇芽がでておいしいわよ、と。

 そしてやってきた春に、3日もおくと伸びきってかわいらしい花を咲かせてしまう菜の花。

 どんどんつぼみで摘んではからしあえに、お味噌汁に、大活躍してきました。

 その菜の花の元気さを持っていたはずの、こたと同じ病気の女の子が、同じ春に急変、旅立ってしまいました。

 食卓に並べるたびに、彼女をふと思い出し、ある日、ゆっくり愛でたくなったのでいけました。

 彼女のご家族はどんな気持ちでいらしゃるだろうか・・・私自身は、勝手にこの歌にいろんな気持ちをこめたし、ほかの人には伝わらなくても、自分がこの歌を詠んだ気持ちをあとで思い出せたら良いな、と思っています。

 たぶん、世に出そう、という歌ならば、そんなひとりよがりはだめなんだろうな。

 ただ菜の花にフォーカスして詠むなら、結句の『今日は生けよう』はよくないという評ももらい、納得。

 また、彼女への思いを詠みたいなら、それをもっと出して伝えるようにしないと、とも。

 どちらも、改作で挑戦してみようかな~~

 

 1周年記念の歌集にも、勇気を出して、病気と生きているこたとの生活を詠んでみたいと思っています。それが今の私だし、私の心が動くのは何よりも子だもたちのことなのだから。
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by sanakopi | 2013-05-12 02:25 | 歌会 | Comments(0)

三首目

 今月で、このサンノゼの歌会はちょうど1周年だそうです。

 1周年記念の詠草集のようなものを作りましょう、とよびかけてくださって、まったくの初心者でもできるのか???ですが、お題を決めて5首詠んでみよう、ということになりました。

 さて、どうなりますことか。。。

 今月の私の歌です。


    バーチャルで兄と妹共闘す リアルの背中は笑いさざめく


 バーチャルとリアルの対比でも、このコトバを両方使ってしまったことでつまらなくなっている、という評をいただき、そのとおりだな~~とため息。

 何度も改作を重ね、オンラインゲームとか、なじみのない人でもイメージできるようにとがんばった結果なのですが、むずかしかったかなぁ。

 歌会の参加者の皆さんには、息子の病気のことは特にお話していなくて、そこを説明してみるかどうか迷いましたが、まだうまく話せそうになくてやめておきました。。。

 この歌は、やっぱり今家族ではまっている「ソードアートオンライン」という小説世界にも強く影響を受けていて、リアルでは、よろよろっと学校に行っては昼寝、おいしいものをたらふく食べたら疲れるから横になって、大好きなゲームでも、疲れすぎているとできない、そういう兄と、ようやっと楽しい時間のすごし方を見つけた、きっといろいろ苦労したであろう妹。

 そんなふたりの画面上での生き生きとした跳躍や、短いやり取り、そしてリアルでも楽しそうな様子、そんなものをこめてみたのです・・・・
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by sanakopi | 2013-01-12 01:40 | 歌会 | Comments(0)

二首目

 12月の歌会も盛り上がりました~~

 今回は、なぞなぞ歌、と言うジャンルができたようで、みなさん、さまざまに解釈の分かれる歌が何首かあり、それはあまりにも伝わっていないっていうことだから好ましくないことなのかもしれませんが、でも楽しかったです。

 私が詠んだ歌


   eメール強がる友に届かぬ手返すコトバは時を置かずに


 上の句、たしかにいろいろなフレーズを試しながら、結局浅く、硬い表現になってしまって、気持ちが伝わりきらない、何を言いたいのか焦点がぼけてしまっている、という評をいただきました。

 私の気持ちとしては、二人の間に広がっているどうしようもない距離と、時間を置かずに戻ってくる返信とを対比させて、「せめて」と言う気持ちを詠みこみたかったのでした。

 こういうのも、じっくり改作してみるとよいそうです。やってみよう~~~
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by sanakopi | 2012-12-14 13:59 | 歌会 | Comments(0)