シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

カテゴリ:本の話( 197 )

『ランチのアッコちゃん』に始まったアッコちゃんのシリーズが大好きな作家さん。
とにかく女性の書き分けが上手い。
あったかくて、遠山の金さん的な安心感があって楽しいお話でした。

だけど、この作品では、その書き分けが、怖かったです。
三人の30代の女性たちのそれぞれの闇がすごくリアルで、時々、自分の中にもある??って怖くなるんです。
最後の最後で、ほんの少し光が見える感じはあるので、ほっとしました。

最近は、少しテーマ性のある、ダークな本が続いてしまいました。なぜか、まとめて手に取るものですね。

高校入試 湊 かなえ
しろいろの街の その骨の体温の 村田沙耶香

どちらも、ほんのり怖く、考えてみるきっかけをくれました。


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by sanakopi | 2017-04-08 20:21 | 本の話 | Comments(0)
今、続きが気になる小説ベストスリーに入っているシリーズです。

まあ、タイトルからして、私をよくご存知の方々ならそれはそうでしょうね、と思われるにちがいない。。。

はまってしまっているのは、お話が面白いのもあるんですけど、かなり書きためてから出版が始まったからか、どんどん次がでる!!これも大きな魅力なんですよね。2015年2月に一冊目がでてから、丸二年で、ソフトカバーの単行本400ページくらいのボリュームある本が、もう10冊もでています。

ちゃんと紙の本でどんどんだしてくれるので、私はまだそちらはチェックしていないんですけど、『小説家になろう』という無料のウェブサイトで連載していらっしゃるようですので、そちらを試しに読んでみるのもオススメです。

海外の日本語補習校の書庫にもぴったりだと思うんですよねー、もう並んでいるかしら。

主人公のマインちゃんの本への情熱が香月さんの筆をどんどん進ませて、さらには、ココロとカラダの健康も守って、素晴らしいエンディングまで読者に届け続けてくれますように!!

あ、漫画にもなっています。出版元が比較的新しい出版社で、メディアミックスにも強そうなのでアニメになるのも早いかも?でもストーリーは、本好き好みだから、どうなのかな?







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by sanakopi | 2017-02-19 09:27 | 本の話 | Comments(0)

いとま申して 北村 薫

やはり、備忘録は必要。。。
あと何年かしたら、おんなじ本ばかり手に取りそう、半分過ぎてからあれ?このお話知ってる??なんてね〜

北村薫氏のお父さんの日記がベース。
戦前の日本人ののびのびとした感じや、世の中の不安定さが、だんだん若者の精神状態にも影響していく様子がよくわかる。。

三部作のうち、1は中学生から、高校の年代、主に『童話』という雑誌に投稿しながら、自分の才能や、可能性について、思い悩んでいました。2では、慶應の予科から、本科へ、友人として、また師として、すごい人物と出会いながら、やはり悩みは尽きず、さらには家庭の金策まで背負う。

少年のような精神を保ったままのようなのに、時々、とても叶わないくらい大人びた感じなのにも驚きました。

結核で次々と兄弟や同好の仲間を亡くしていたり、戦地へとどんどん送られていく若者たち、次は自分なのか?という不安がいつもあったようでした。

残り1冊の刊行が待ち遠しいです。



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by sanakopi | 2016-01-17 08:16 | 本の話 | Comments(0)
 いや~~、びっくりしました。

 こんなにおもしろいとはね。

 2009年の吉川英治文学新人賞受賞作。当時いつくか書評を読んで、いつか読んでみたいと思っていましたが、すごい完成度にエンターテイメント性も十分。

 満40歳の小学校のクラス会、数人がぜひとも会いたい「田村君」が、もうすぐ来るはずなのに、なかなか来ない、そんな時間を46歳のしぶい店主のバーで過ごしているんです。ぐだぐだと思い出話なんぞしながら。

 男子も女子もそれぞれに楽しいこともあったけど、なんとなく痛い今日この頃。

 みんなのぶっちゃけ方がほどよくって、偽悪的でなく気持ち悪くなりません。これ、重要。

 おんなじような設定で描いても、ひとつまちがえば途中で読むのやめたくなるお話しになる、ぜったい。

 で、それ以上はネタバレできないんですけど、後味もいいから安心して読んでも大丈夫です!!

 ちなみに、知る人ぞ知る、クパティーノのガレージ図書でお借りしました。

 とっても読みたかった「夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信 こちらもありましたし。

 さらに、『ビブリオ古書店』も3巻まであったので、もううれしくてニヤニヤがとまりませんでした。

 
 いい感謝祭の週末でした~~~
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by sanakopi | 2013-12-03 10:03 | 本の話 | Comments(0)
 ひさしぶりにあなどれない本がありました!!

 私が以前おはなし会をしていたカラバザス分館、建物を新しくするために一時閉館のはずが、ちょうど予算削減の時期と重なってしまい、箱物はできているのに人件費の問題でなかなかオープンできずにいました。

 ようやく、私が夏休み日本に帰ったころにオープンしたばかり。

 なかなかついでのない場所なので、最近まで足を運べずにいましたが、訪れてみてびっくりでした。

 閉館前には、蔵書は倉庫で保管して新しい図書館に戻るときいていたのに、ほとんど古い本はみあたらず、半分以下に減った棚には、ぴっかぴかの新刊ばかり?!

 そして、多分私が一番に借りたと思うのですが、

 「海賊とよばれた男 上下」 百田尚樹

 評判どおりの読み応えでした。大げさに言うならば、司馬遼太郎さんの「竜馬が行く」のようなインパクトがあるといってもよいでしょうか。戦後の日本が立ち上がるために、大きな働きをなさったかたをモデルにされています。

 ただ、身を粉にして働くことをここまで美化されてしまうと、それができない体力のない私などは、少し肩身の狭い思いをかんじます。

 百田さんは、「永遠のゼロ」でも、あまりにもかっこよく書かれるので、主人公やそのまわりの猛烈な人たちに愛情を感じすぎてしまって、読後、戸惑ってしまう。。。私のポリシーとしては、こんな人たちにあこがれるはずではないのに、というようなかんじで。

 どこまで思い入れるかはそれぞれ違っていいと思いますが、ぜひ読んでもらいたい本ですね。


 そして、だんなさまに読んでもらうために「ジェノサイド」、さらに直感でたしか、ドラマにもなっていたし、、、ということで、「あぽやん 1,2」を借りてみました。

 「あぽやん」ナイスですよ!

 このあたりにお住まいの日本人のみなさんなら、空港や飛行機、大抵お好きですよね。空港のあれやこれやについて、ちょっと覗き見したような気分になれるし、みんないいひとばっかりで気持ちのよいおはなし。

 明日あたり返却に行きますので、ぜひぜひ、次々、どんどん借りて読んでくださいね。
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by sanakopi | 2013-10-17 10:23 | 本の話 | Comments(2)
 5月29日の最終回に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 9月からは新しいお二人が担当してくださり、楽しくはじまっています.

  West Valley Branch Library  (ウェストバレー分館)コミュニティルーム

    1243 San Tomas Aquino Rd. San José, CA 95117
        (408) 244-4747

毎週水曜日11時から11時半まで、おはなし。
 11時半から12時ごろまで、同じ場所で、おもちゃを出して遊べます。

 年齢制限もなく、登録の必要もありません。
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by sanakopi | 2013-10-05 00:33 | 本の話 | Comments(4)
 ひさしぶりに近況など。

 家政婦さん、ちょっと手抜きになってきて、昨日おぼっちゃまからもっとうまいものを食わせろ、と厳しいお言葉がありました。だって旬の美味しいお魚は、お刺身か塩焼きがいちばんおいしいじゃない?などと、家政婦にあるまじきいいわけを試みたりして、できの悪い家政婦です。

 
 話は変わって、私にとっての一番のレジャー、図書館めぐりですが、まずはこたにカードを作ってもらわないと始まらない、でも交通の便のいい場所にあまりない、中央図書館が移転のためにしばらく休館中だった、などの悪条件が重なり、1ヶ月以上貸し本屋さんのようなブックオフで我慢していました。

 そしてこの間の日曜日、だめもとで図書館に行かない?と誘ってみたところのってきてくれたので、晴れて中央図書館へ。新宿西口から都バス、バス停からは5分くらい歩いたところにありますが、中央、というにはさみしいこじんまりとした図書館でありました。

 それでも、こども図書館もハシゴして、ふたりで10冊借りました。

 あっというまに半分くらい読んでしまって、2日前、特に出かける予定はなかったのですが、現在、息子のマンションの外装補修工事中で、その日の騒音が耐えがたかったので、逃亡がてら、歩いて20分くらいの角筈図書館(読み方、調べましたら つのはず でした)へ。

 やっぱり、無料で利用したいんですよ、交通費がかかるともったいないと思ってしまうので。

 都庁とか、新宿中央公園とかをとおりすぎてたどり着きました。

 お、こっちのほうがお宝が出そうな予感。

 そして、『ジェノサイド』借りられました!!!読みたかった、ずっと!!

 いごこちよさそうな畳のおはなし会のお部屋のそばに、子供用雑誌コーナーがあり、そこでみつけたのがおはなし会の雑誌 『この本、読んで!』

 ぱらぱらめくったら、なんと、藤田さんの連載、ありました!!!

 最新刊は、河童のおはなしについて。お得意のお話をふたつ、手遊び、あとはまつわるおしゃべり、などといった構成で、見開きが2回、4ページありました。

 次回は、バックナンバーもあるだけ読んでこようっと。

 暑い日は、行き返り、日陰を見つけたり休み休み歩かなくちゃ。でも楽しみです。
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by sanakopi | 2013-08-01 14:28 | 本の話 | Comments(2)

ネガポ辞典

 なんかかわいいですよね、ネガポって。

 意味わかんないけど何???ってみなさんに、今日、知ったばかりの私がお教えしましょう。

 ネガティブな表現を、ポジティブに言い換えること。それがネガポ。


 これはもう、難病患者や家族のみんなならいつも実践してることだし、じつはすっごいネタをみんな持ってたりするんじゃないかと思います。得意分野っていってもいいですよねっ

 この本、女子大生二人で作ったアプリがもとになってて、まだまだネタを集めてるらしいです。

 なんかいいなあ~~~
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by sanakopi | 2013-05-06 13:19 | 本の話 | Comments(0)

旅猫リポート 有川浩

 久しぶりに単行本の新刊を買ってしまいました~~~っ

 図書館戦争以来かな。どんだけ有川さん好きなんだろうと思います。けちな私がえいって思えるんですから。

 (こんなことで胸を張ってはいけないということもわかっています。ファンならもっと買わなくちゃですよね)

 ルンルンと書き始めましたけど、これは外では読めないし、昼間にも読めない本ですよ。。久しぶりにまぶたが腫れて、鼻がまっかになるくらい泣きましたもん。。。

 あ、でも息子はけろりと2時間くらいで読んでいました。「ま、よかったよ。」と言って。

 主役は猫です。
 ペットショップで買ってくるんじゃなくて、人と人が出会うように出会った猫。

 もう、猫がお好きな方なら、涙も倍増なんじゃないかと思います。

 私は子供のころ、猫じゃなくて犬ですが、怪我をして迷い込んできた子がそのままうちにいてくれた経験があります。うちを選んで来てくれたんだな、って強く思いました。立派な外見とは程遠かったけれど、誠実で、すごくかわいい聡明な目をしていました。

 いろんな友情も描かれています。ほぼ日で、山田ズーニーさんの「小論文教室」というシリーズも読んでいるのですが、そちらでもちょうど友情を取り上げていて、私の中では勝手にリンクしています。

 小学生のころ仲良かったあのこ。
 中学生のころつるんでた仲間。
 高校生のころの友達との距離感。
 大学のときはどうだっけ??

 そして今も、たくさんの尊敬できるひととのつながりが持てていることで、私はいい旅をしているな、って思えました。

 わが子たちも彼らなりに旅を続けて欲しいです。

 

 

 
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by sanakopi | 2012-12-20 01:45 | 本の話 | Comments(2)
 今年の作家別売り上げで、東野圭吾さんについで第2位だったという、川原さんの作品です。

 この秋のアニメで我が家は知りましたが、原作のほうはもう11巻まででていて、どちらかというとライトノベルの中でも、評価の定まった名作であったようです。

 娘のお友達が7巻まで貸してくださって、大喜びで息子も私も速攻読み終わりました。

 とくに第7巻の内容は、賛否あるかもしれませんが、病気や障害を持つ子供たちにとっては、夢のような、そして「なんとかして実現したい、そのためには自分は何を学べばよいのか?」と息子が真剣に考えるほどのアイディアをベースにしています。

 まだ、SFであり、ファンタジーでもありますが、山中教授によってひとつのファンタジーが現実になろうとしている今では、きっと、こういうものも実現していくのではないかと期待が膨らむのです。

 具体的には、短く説明するのは難しいのですが、実際には体を横たえている状態で、脳の活動だけで、まるで実際に動いているようにバーチャルな世界で生活や冒険をすることができるシステムです。

 肢体不自由であったり、視覚や聴覚の障害も、その世界ではまったく問題にならなくなり、実際の体では体験できないことをリアルに感じながら経験できると言うことです。

 難しいことを書きましたけど、作品は、ぜんぜん難しい小説ではなくって、すっごくエンターテインしてくれますよ!!

 若い人の読むもの、と決め付けてはいけない、そういう作品のひとつではないかな、と思っています。

 
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by sanakopi | 2012-12-13 11:02 | 本の話 | Comments(2)