シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

キリンヤガ マイク・レズニック

 もう読了してだいぶたちましたが、今でも、その印象深いシーンや、深いテーマがふとよみがえるような気がします。

 まさに、今もあらためて考えるべきことかなあ。

 『キリンヤガ』とは、あるアフリカの種族が、伝統を守った生活をするために用意された惑星。

 つまり、テクノロジーを排除して、昔の生活にもどれば、殺伐とした現代から救われる、という思想の元に成り立っている。

 しかし、物語をつづっていく祈祷師コリバは、Eメールで外と連絡をとりあっているし、たとえば、旱魃のため、コリバが雨乞いの儀式をすれば、最新の気象コントロールシステムによって雨がもたらされる。

 ごまかしだらけだけれど、でもっぱり、スローに生きるのはいいのかぁ。。。

 と思えたのは最初のうちだけ。楽園がどんどんほころび、破綻していく過程をがっちりと描かれていくと、やはり、楽園などありはしないのか、とヘンに納得させられた。

 印象深かったのは、キリンヤガで、昔ながらの生活をつづけた女性は、40代で老婆のよう。外の世界から、キリンヤガで生きることを望んで途中から加わった女性の若々しい美しさによって、女性たちの生活は変わっていく。

 どんなに健康的で、自然を大切に生きていても、しわしわで、腰が曲がって、とかは確かにいやだなあ・・・・・

 う~~ん、むずかしい。。。。。
[PR]
Commented by cosmedog at 2008-07-08 12:36 x
今はいろんな方法で若さを手にいれられる時代だよね。
基本、怖がりなんで、注射とかはしないと思うけど、、、
Commented by sanakopi at 2008-07-12 00:45
cosmedogさん、
美しいってことは、決して悪いことだとは思わないんだよね。
そこがむずかしい・・・・
やっぱり外側も美しいほうがいいもんなぁ~~。
by sanakopi | 2008-07-08 00:04 | 本の話 | Comments(2)