シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

シュトルーデルを焼きながら

 ユダヤ民族が大切に守り伝えてきたという焼き菓子、シュトルーデル。

 なんとなくそれっぽいものは食べたことがあるような。。。

 アップル・シュトルーデルといえば、何層にも重なったしっとりした生地にりんごが焼きこまれているもので、焼きりんごや、アップルパイに目がない私は、ケーキ屋さんでふとみて選んでいるはずなのです。

 ユダヤ民族といえば、ドイツでの悲しい歴史で最も有名ですが、現代のアメリカでは、裏の世界を牛耳っているともいわれる、賢く、商才もあるひとたち。

 この本では、自分の母国、とははっきり言えないけれども、世界のいろんな場所で、いつも一生懸命生きてきた何世代にもわたる家族の物語が、それぞれの時代に、一家の大黒柱の女性たちが(最後にはおじいちゃんが)シュトルーデルを焼きながら語っていくのです。

 移民する、ということは、どんな優秀な人々にとっても、たくさんの困難をともなうこと。悲しいできごともたくさんあっただろうこと。

 なかなか普段、想像が届かない所へ、連れて行ってくれた本でした。

 

 
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by sanakopi | 2007-11-27 11:00 | 本の話 | Comments(0)