シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

機械じかけの猫  トリイ・ヘイデン

 「シーラという子」
 「タイガーと呼ばれた子」

 トリイ・ヘイデンの著作では、この2冊のノンフィクションのほうが有名ですが、これは小説です。

 このお話の主人公のコナーは自閉症ということで、精神科医のもとでセッションを開始します。

 彼の細かな動作、発する音、声、言葉の変化が克明につづられて、それと平行して著名な作家である母親も精神科医に対して、話し始めます。

 二人の変化をときにともに喜び、ときに戦慄しながら物語に引きこまれました。

 じっくりと話を聞くことが、どんなにその人を知ることにつながるのかが改めてわかります。

 せめて、子どもの話を(話になっていなくても。。ため息やらうなり声やらドアをける音もね)じっくり聞いて、聞いて聞いて、それからすこしだけ考えましょう。
[PR]
by sanakopi | 2007-11-26 13:06 | 本の話 | Comments(0)