シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

読んだ本、いろいろ

また、まとめ、になっちゃいました。

せっかくの春休みなのに、出だし、風邪っぽくて低空飛行だったせいか、もう、とことんのんびりだ~~と、あれこれ約束をとりつける努力もせず、母と子でひきこもってました。

まあ、有意義、という単語がでてくると、すいませ~~ん、と謝っちゃわなきゃな子育てではありますが、長丁場、こんな1週間があっても、悪くないでしょう。

最近(といっても、低調な今週は読書すらしていないので、その前までに)読んだ本。

 森 絵都  『風に舞いあがるビニールシート』

 中篇6本。表題作は、そんな、ビニールシートみたいに現実に翻弄されている人々(この場合は世界各地の難民)を助けに向かわずにはいられなかった男性と、彼をなくしてはじめて、ビニールシートをその目でみて、手を伸ばそうとする女性のお話。『神の与えた試練』などとのたまえるひとは、まだ本当にその風に吹き飛ばされた経験がない、または風の吹き込まない安全地帯にいるだけ、なのでは、と思います。

 萩原 浩  『四度目の氷河期』

 シベリアで発見されたアイスマンにからめて、一人の野生的な男の子の小学生時代から始まる物語。どんどんひっぱっていく中盤までに比べると、ラストが、惜しいかんじでした。
 ????ってなる読者も多いかも、と。
 過去も、未来も、気になってしょうがないけど、今このときを生きなくては、過去も未来も意味が無い。遺伝子もね。

 宮部 みゆき  『名もなき毒』

 いわゆるいい人、な主人公。そのまわりにひたひたと忍び寄る毒。宮部さんですから、うまいし、怖いんですけど、私はあまり主人公に思いいれできませんでした。
 なにを、どれくらい恐れるべきなのか、わかりにくい時代になっていることを教えてくれる本です。

 劇団ひとり  『陰日向に咲く』

 とても評価の高かった作品で、興味を持っていました。とくに、すきになった、ということはなかったです。残念ながら。でも、おっ、と驚かせられる設定や、キャラクターの斬新さ。言葉の選び方。タダモノでないようですね。

 海道 尊  『螺旋迷宮』

 お医者様が書いた、少女マンガみたいな。。。小規模病院の生き残り策や、ターミナルケアの提案、問題提起など、興味深い情報もちりばめられているけれど、キャラクターたちが、あらら。。。いえ、いいんですけど。。。


 1冊目以外(ありがとう、T子さん!)は、Sunnyvale Libraryの蔵書です。

 San Jose Libraryに負けないで、がんばれ!!
[PR]
by sanakopi | 2007-04-20 11:10 | 本の話 | Comments(0)