シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

ねじの回転 恩田陸

 戦争いやだな~~というエントリーを書いた後に読み始めて、実にいいタイミングでした。

 本読みにとっては、まあ、よくあることなのですが、よくぞこのとき、この本を手に取ったな、というようなとき、神の見えざる手のようなものを感じますね。

 ストーリーは、もし歴史を塗り替えることができるとしたら???という、人類永遠のテーマです。恩田さんは、国連(アメリカ)に、その伝家の宝刀を与えています。そして、史上最悪、と思う人が多いであろう例の男を抹殺するなど、より平和な歴史に塗り替えるのですが、そこにはどうしてもひずみが。そのひずみを減らすために、更なる歴史のやり直しをするのですが、そこで選ばれたのが日本の2.26事件。

 ネタバレしようにも、まとめにくい、ひとひねりもふたひねりもあるお話で、途中でときどき頭が真っ白になっちゃったりします。

 全体に暗いトーンではありますが、希望がちりばめられていて、人類が与えられた最高の才能である『好奇心』を持つことを許容しよう、という人類愛もかんじられます。

 さて、過去にさかのぼって、やり直してみたい自分ってありますか?

 人類のために、変えてみたい歴史ってありますか?日本のために?それともアジアのために?それとももっと大きなもののために?




 
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Commented by seven at 2006-10-12 22:02 x
それは、偶然というか、必然というか・・。そういう類のものだそうです。自分の気持ちを後押しするような音楽や、本のタイトル・・文字・・。その時に必要な物がちゃんと周りにはあるんですって。それを見つけてどう感じるか・・。素直な心で受け止める余裕を持っていたいものです。
by sanakopi | 2006-10-11 01:03 | 本の話 | Comments(1)