シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

明日の記憶 荻原 浩

 なんだか飛ぶように毎日が・・・

 はっと気がつくと、もう、日本での感慨などはどこかへふっとんでしまい、疲れがたまって、毎日みょうなイイマツガイのあらし・・・

 そんななかで、手に取ったこの本、またまたサンノゼ図書館あなどれずシリーズです。

 ほぼ日というサイトをご存知の方は、ずいぶん前からこの本の映画化をご存知だったでしょうし、そうでなくても、このごろ話題らしい。

 若年性アルツハイマーの男性を主人公に、病気の進行にともなう、自身の心の葛藤や、夫婦の関係をとてもとてもリアルに描いていて、自分のちょっとしたイイマツガイや、度忘れが、すごくおそろしく感じられるようになりました。

 忘れることが恐ろしくて、なんでもかんでも詳細にメモをとり、それを背広のポケットにためていく・・・ある日、ポケットは膨れ上がり、探すメモがみつからず、ついに、たくさんのメモを撒き散らしてしまう。

 そして、ラストシーン。

 きっと映画でもとても美しく描かれたのだろうな・・・
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by sanakopi | 2006-05-18 06:01 | 本の話 | Comments(0)