シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

百億の昼と千億の夜 萩尾望都

 また本ですけど・・今度は漫画です。

 漫画ですけど、「半島を出よ」以上に、お勧めできる層は限られているような気がします。

 もっと、読みにくい、といってもいいと思います。

 なぜかと言うと、帰依している宗教のあるひと、または、まったく無宗教で、生きている物以外のものの存在を否定している人には、受け入れられないだろうと思うからです。

 私は、25年にわたる、グインサーガの読者ですし、仏教、キリスト教、イスラム教、さらには、ネイティブアメリカンの信仰にいたるまで、常に興味を持ち続けてきました。

 いままで、いろんな宗教に対して、ぼんやりと考えていたことを、ひとつの形として、可能性として、提示してもらった、そのような読後感です。

 仏教を、宗教の一番高いところにおいているような設定には、すこし不満もありますが、阿修羅王の魅力的なキャラで、許せます。

 なんか、余計イメージが湧かなくなるような書き方しかできなくて・・・

 でも、決して、ネガティブな結末ではないんです。
 あきらめずに、精一杯、自分の人生の、7,80の昼と夜を、生きていこうと。
 それが、百億、千億とつながっていくことを、いつの時代にも信じること。
[PR]
Commented by まりまり at 2006-01-08 07:53 x
「本好きの知人のブログです。」というご紹介を受け、まさに萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」を片手に、このサイトに飛んできたら、「百億の昼と千億の夜 萩尾望都」 という言葉が目に入り、一瞬何が起こったかと思いました~!
丁度読もうかなぁと15ページほど読みながらメールをチェックしていたのです。

こんな偶然はこちら側にはとってもエキサイティングなので、勝手に盛り上がってしまいコメントまで差し上げてます♪

さて、漫画の内容は、おっしゃるとおり、私にとっても、自分が色んな宗教に対して考えていたこと&感じていたこと、人生に対して感じていたことのひとつの疑問が改めて提示されているという感じでした。
壮大なスケールで深い深い疑問に対する著者なりの行き着いた答えが読みやすく描かれています。

それもそうなんだけど、こんなことをここまで、言語化、イメージ化できたこの萩尾望都という人はすごい・・・!と、圧倒されて読み終わるという一冊でした・・。
どこにいても、一歩一歩進むしかない!それがきっと次の世界へとつづくんだなぁ~。
また遊びにきます♪
Commented by ちー at 2006-01-10 00:07 x
 うぅ、私も 読みたい!
 私も 無宗教だけど、宗教のお話しや説教は大好き!以前お話ししたかもしれませんが、「日出ずる処の天子」はいいですぞ~~。厩戸皇子の漫画ね。
 あと 最近日本では 江原啓之さんが人気ですよ~。宗教じゃなくて スピリチュアルなお話し。 心が ポッと 暖かくなるの♪

 明日から 新学期です。早起きをするため もう寝ます~(^^)。
Commented by sanakopi at 2006-01-10 01:34 x
まりまりさん、
ようこそ。紹介してくれた私の知人(どなた???)にも大感謝です。
だって、まさに、この本を読みながら、ブログにいらしてくださったなんて!信じられないことって、起こるものですね。
まりまりさんからのいける本のご紹介も、お待ちしてますよ~~

ちーさん、
「日出ずる処の天子」何回も読んでます!!たしかに、世界観の近い感じがしますよ、この本と。江原さん、ちーさんのお話だけで、まだまったく未遭遇なんです。こちらでは、細木さんしか見られなくて・・・(苦笑)
Commented by ちー at 2006-01-10 08:55 x
 おはようございます。細木さんの本だけですかぁ? それは 残念。今、この人はTVで暴れ放題で、私はすぐにチャンネルを変えてしまいます。
 不吉なことばかりを言うので どちらかというと嫌いな部類だなぁ(笑)

 ところで 今日1/10は こたくんの誕生日かな? 私、携帯のメモに「こたくん<プレゼントの絵文字>」としか 入れていなかったので いまいち不安。

 誕生日、おめでとう!(間違ってないよね?!)
Commented by sanakopi at 2006-01-10 09:23 x
え~~と、2月10日です・・・・
もう一回、おめでとうを言っていただくのは恐縮なので、1ヶ月くりあげで、ありがとうございました!
Commented by ちー at 2006-01-10 20:51 x
 ごめんなさい~! 2/10だったのね。 携帯のスケジュールに入れるのを間違えてしまったのだわ・・。
Commented by lovin at 2006-01-11 03:01 x
半島・・・は私の手元にあります。 お待ちの皆様ごめんなさい!ただ今
下巻を爆読中ですので、もう少々お待ちを願います。本が結ぶ出会いって良いですね。面白いですね。 性格も生き方も状況も違う人が一冊の本を読んで意見や考えを話す。。。コメントを通してその人の半生や生き方が知れるなんて。私は体は一つだし時間は一日24時間だし、でも、その中で一体何人の人生を感じられるのだろう?なんて思って生きています。そうすると傷つくこと、失敗することの意味を気付いたり。宗教から離れた倫理を考えたり。こうして良い本をどんどん紹介してくださいね!
感謝!
Commented by 高野支店 at 2006-01-11 08:38 x
lovinさん

「半島・・・」、私の方はOKになりました。サンノゼの図書館をチェックしてみたら、なんと蔵書にあるではないですか。早速予約しました。

恐るべしサンノゼ図書館
Commented by はるか母 at 2006-01-25 04:34 x
こんにちは。まりまりさんにブログを紹介した知人とは私、はるか母です。sanakopiさんにはいつも金曜日のお話会でお世話になっています。まりまりさんは小学校時代の同級生で2ヶ月前にシリコンバレーに引っ越して来られました。小学校の時は年間250冊、図書館の蔵書完全読破と言う読書好きの友達です。
私は現在2児の子育てでなかなか落ち着いて読書とはいきませんが”ひと”には興味があり、テレビジャパン(NHK)のスタジオパーク(トーク番組)等をよく観ています。角田光代さんは朝型だ、とか村上龍さんが半島・・・を書くにあたった動機等、作家さんの内面に少し触れることが出来ておもしろいです。
私の場合「絵本」漬けの毎日ですが、本当に本が結ぶ縁っておもしろいですね。
Commented by sanakopi at 2006-01-27 09:30 x
そうでしたか!ご紹介ありがとう。まりまりさんとは、お会いできるチャンスがあるかもしれないということですね?こちらに越していらしたのなら・・・。絵本も、奥が深くって、まだ出会っていない宝物が、次々みつかるんですよね。たのしくてやめられません。
by sanakopi | 2006-01-08 04:06 | 本の話 | Comments(10)