シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

くまのこうちょうせんせい

 とてもいい本なので、日本語補習校のほうの、おはなし会にぴったりかな、と思って、ためしに、さなに読んであげたのですが、どうしても感情移入してしまって、泣きそうになってしまって、声がでなくなります。自分では読めないなあ・・・・ざんねん。

 癌で、余命がいくばくもない、と診断されながら、学校で子供たちに命の授業を続けられた、ある校長先生をモデルにしたお話だそうです。わたしも、聞いたことがあるな、と思ったので、もっとよくご存知の方もいらっしゃるかも。

 元気だった時の校長先生は、朝、みんなに大きな声であいさつをされました。そして、どうしても小さな声しかだせないひつじくんをはげましてくださっていました。

 それでも、ひつじくんは、どうしてもだめ・・・

 そのうちに、先生は入院されてしまいます。ひつじくんは、早く元気になってください。と、お手紙をだします。

 すっかり元気がなくて、声も小さくなってしまった先生ですが、病院から学校にいかせてもらうことにしました。

 先生は、小さな声で、ひつじくんに、大きな声をだしなさい、と言ったことをあやまります。小さな声しか出せなくなって、ようやくわかったんだよ、って。

 そのとき、ちょっとがんばりすぎた先生は、ひつじくんの目の前で倒れてしまいます。

 ひつじくんは、大きな声で「たすけて!!!!」

 それからは、先生の小さな声を、ひつじくんが大きな声でみんなに伝えました。

 というおはなし。

 ひつじくんの大きな声は、しっかり、大きくなきゃいけないとおもうんだけど、胸がいっぱいになって、それこそ小さな声しか出せないんです。
 
 自分の物差しをすてて、相手の気持ちになってあげられることが、とてもむずかしくて、大切なことだと、教えてくれる、いい絵本なのにな・・・・
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Commented by Sirius at 2005-08-27 03:20 x
そういえば、私の父も同じだったなあ。癌がわかってもう余命いくばくもなくても、大学の授業に行っていたなあ。今から、12年前のことです。記念にとビデオも撮りました。本当の教師っていうのは、ああいう人をいうのかもしれない。その点、私はまだまだです。ビジネスはそこそこ上手だけれども、なかなか、あの様にはできませんね。まあ、これから、父親に少しでも近づけるように努力ですね。
Commented by taka-ikeda at 2005-08-28 16:21
おひさしぶりでーす(なんて言ってみるテスト
3時間くらいしかたっていないけどね(ちゅーと、誰だかわかりますかね。
なるほど、こんなところに隠れていましたか。ひととおりざざーっと読みました。なんか本人の声が聞こえてくるみたい。
とりあえず、ご挨拶かわりに。
(おっと、シリアスな話題のところにこんなコメントでごめんなさい。
Commented by seven at 2005-08-28 20:37 x
本屋で見つけて、買っちゃいました。注文しないで見つけられると、と~っても嬉しいよね。もう一冊、会いたい本があるのだけど・・。そうこうしてるうちに絶版になったりして・・。絵本のぬくもりをsanakopiさんからとても伝えてもらえて嬉しいです。また、教えてください。
Commented by sanakopi at 2005-08-30 02:02 x
takaさん、ようこそ!!Trackbackのほうも、くびをなが~~~くして、お待ちしておりますよ。
by sanakopi | 2005-08-27 00:54 | 本の話 | Comments(4)