シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

こどものとも ちょっとだけ

 「ちょっとだけ」というのが、この絵本のタイトルで、主人公のなっちゃんが、お姉ちゃんになったので、いろんなことをがんばるんです。

 そして、ちょっとだけ、成功する。

 手をつないで歩けないから、ちょっとだけ、スカートをつまんであるいたり、
 コップにミルクを、ちょっとだけ、いれられたり、
 ボタンをとめるのも、ちょっとだけ、うまくいったし・・・

 いっぱいがんばったなっちゃんですが、お昼寝の時間、ねむくなって、とうとうママにお願いするんです。

 「ママ、ちょっとだけ、だっこして」

 そこからが、すごくすごくいいんです。ちょっとだけだっこしてもらえるのかな?と思ってページをめくると、ママが、

 「ちょっとだけ、じゃなくて、いっぱい、だっこしたいんですけどいいですか?」

って聞いてくれるの。もちろん、なっちゃんはにっこり、「いいですよ!」って。

 そして、お話の終わった後の裏表紙には、なっちゃんが、赤ちゃんにたんぽぽを差し出している絵と、乳母車を押している、あったかい絵が。

 お母さんのせりふのところで、いつも、胸が一杯になってしまいます。たくさん練習したのに、今日のお話会でも、やっぱり、ちょっとぐっときちゃって。

 う~~ん、いつも、こんな素敵なママでいるのは無理かもしれない。でも、1回でもこんなふうに好きよ、といわれた経験は、子供の心をとてもあったかくしてくれるでしょうね。

 忙しい時は、ほんと、最小限の手をかけて育てたい、と思うかもしれない。でも、ほんのちょっとだけがんばって、母の愛をつたえましょう。

 今年の4月号なので、図書館などで探してみてください。絵もとってもかわいいです。
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Commented by Sirius at 2005-07-18 11:10 x
sanakopiさん、この文章を読んでいると本当にあたたかいものが、伝わってきます。私は、昔のあなたを知っているけれど、あの頃以上に、ぬくもりのような、なんとも言えないものを感じます。あなたは、本当に素晴らしい、お母さんになったんですね。いや、まったく、脱帽です。どこでもそうだけれども、母親は偉大なり!
Commented by seven at 2005-07-24 08:00 x
こどものとも・・ですか。探してみたいと思います。私の最近のお気に入り絵本は、「ラヴ・ユー・フォーエバー」と、「ねぇ、だっこして」です。どちらも親子ものです。どうも、母の愛を感じるものに惹かれ、涙腺もウルウルしますね。ねぇ・・のほうは猫の目線で書かれてあるあったかい本です。赤ちゃんが生まれて抱っこしてもらえなくなった猫が、自分は外にも行けるし屋根も歩けるから平気。でも、ちょっとだけだっこして・・って話。読んで欲しいなぁ。
Commented by sanakopi at 2005-07-25 01:07 x
 ラヴ・ユーのほうは、多分同じ本を読んだよ!「ねぇ、だっこして」つぼにはまりそうだわ~~。さがしてみるね。
by sanakopi | 2005-07-16 11:30 | 本の話 | Comments(3)