シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

壬生義士伝 浅田次郎

 ひさびさに、号泣でした。

 お友達から、文庫でお借りしたのですが、上巻のうちは、ふむふむなるほど、渋いな・・などど、余裕だったのですが、下巻に入ると、涙がひっこむひまがない・・・。途中、泣きすぎて視力が落ちて読めなくなって中断、という、非常にめずらしい体験もしました。

 新撰組については、若かりし頃に、沖田総司ものをひとしきりよんで、まあ、だいたいのところ判った気になっていまして、まあ、去年の大河も、そこそこ楽しみました。でも、まだまだ、認識不足だったなあ~~。こんな切り口もあったのか・・・と、感心しました。

 世の中が大きく変わる時、中心から一番遠いところにいる人々にも、やはり、変化の波はやってくるのであって、何が正義か、一人ひとりが自分で決めていたんだなあ。そう思うと、今の自分たちは、実に幼いなあ、と。

 父と息子の絆の強さ、濃さも存分に描かれているので、だんなさまにも、強く勧めました。時間を作ってでも、読む価値あり、です。
[PR]
Commented by Sirius at 2005-06-10 17:41 x
確かにsanakopiさんは、グッと来るでしょうね。吉村貫一郎の生涯を描いた小説でしょう。一人の男として、妻子を養うというシンプルだけれど、現代にあってももの凄く大変なことを、武士として、人間として成し遂げた、剣術の達人、そして大野次郎右衛門も見事な人物。そして、彼の長男の函館五稜郭への参戦、どれをとっても武士道が好きなsanakopiさんなら号泣でしょうね。でも、時には、男の中の男を知って泣くのも素晴らしいことではないでしょうか。最近は、スケールの小さい人が増えましたから。
私も昨日、小役人の上司と斬り結んできました。あの様子だと、だいぶ深手を負わせてしまったかな。反省、反省。
by sanakopi | 2005-06-10 10:08 | 本の話 | Comments(1)