シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

聖の青春

 タイトルがちょっとベタだな、と思ったのですが、これは読んでよかったです。

 村山 聖(さとし)八段の青春のうちに終えられた人生の記録。 ご存知の方はもちろんお分かりのことと思いますが、私はまったく存じ上げず、残念なことをしたなと思いました。プロ棋士として、谷川さん、羽生さんと同世代、「怪童」とよばれたのだそうです。

 村山さんの物語で、なぜ号泣してしまったかといえば、それはやはり、彼が子供のころからネフローゼという腎臓の病気と闘い続け、生と死を見つめ続けたひとだったというところでしょう。

 そういう彼を、家族、将棋の師匠とともに見守り続けていた将棋雑誌の編集長が執筆されているので、読んでいるこちらも、彼と会った事があるように錯覚し、命がけで将棋をさす姿を背中で応援しているような気持ちになってくるのです。

 あまりにも詳細に彼の病気からくる苦しみも描かれているので、どなたにでもおすすめできるわけではありません。ひとによっては身につまされ、辛すぎて読めないかもしれないから。。。。

 でも、こんな生き方もあるんだな、と考えて欲しかったので、私は迷わず息子にもすすめました。

 しっかり分量があるのですが、さっそく、半分くらいは読み進めているみたい・・・・

 頭でっかちになるのもよくないけど、やはり私自身は、本から学ぶことが多い人生です。


 
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by sanakopi | 2012-11-06 06:45 | 本の話 | Comments(0)