シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

アルケミスト

 ずっと、読みたいと思っていた本でした。ほとんど新品状態で、日本語図書館の棚に見つけただけで、もう、その日は1日いい気分でした。いそがしくて、すぐには読み始められなかったんですけどね。だって、片手間に読んだり、切れ切れに読んだりすべき本じゃないって、わかってましたから。

 主人公の少年は、いろんな人と出会いながら、素直に心を開きながら、また、その心の声を聞きながら旅をし、最後には、モノとしての宝物と、伴侶となる女性、そして、自分の心との対話、もっと、大きな物とつながることすら手に入れます。

 ちょっと、欲張りすぎじゃないの、という気もします。ひとつのものを得るのに、何か、あきらめなくてはいけない、という、法則のなかで、生きてきたからでしょうか。

 でも、いつも、自分の夢を追い、心の声に忠実に生きるとしたら、何もあきらめる必要はないのかもしれません。確かに、1日は24時間、人生は、死ぬまでの間の、数十年、と決まっているけれど、仕事があるから、愛情が減る、ということはないはずだし、毎日楽しいから、家族は要らない、ということもないはずでしょう。

 すべて、欲しい物は手に入れて、なおかつ、素直で、謙虚でいられたらな。
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Commented by Sirius at 2005-05-05 05:51 x
この文章の最後の一文が、もっともsanakopiさんらしいなと思いました。
何かを取るのに何かをあきらめることが世の中では多いですが、私は、パウロ・コエーリョの作品、アルケミスト、夢を旅した少年のように、人生が終わるまでにすべてとれるような気がするのです。
問題は順番だと思いました。そのものが欲しいときに、それを得るのが、大切だからだと思ったからです。例えば、時間が欲しいときに、お金やモノがあっても意味がありませんし、逆にモノが欲しくてたまらないときに、時間があっても、また、世の中には、欲しいときに、そのものがそこにあるとは限りません。私は、自分の人生において、今しかできないことを、精一杯することを心がけています。モノはお金を出せば、ある程度のモノは手にはいるからです。今、私は家族サービスと自分への投資が最も多いですね。なぜなら、生涯の伴侶を見つけたときには、かなりの程度、そちらに時間をかけることになるからです。私は、この歳になっても、まだ、少年のようなところがあり、人生で今しかできないことをする。と、いう哲学で生きています。
by sanakopi | 2005-05-05 02:56 | 本の話 | Comments(1)