シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

そんななかでも、本を読む!

 まず息子の高校が卒業式も終わって、無事2年目終了。

 下の娘も、プロジェクトをこなしたあとは、早々に教科書を返納。だから、あと何日登校する日が残っていても、お気楽なもの。

 というわけで、ようやく私もほっと一息なわけです。

 といっても、人形劇公演があったし、今週半ばからは日本語補習校の夏期集中学習期間中のお昼休み、おはなし会でとりくむ『ももいろのキリン』のペープサートにむけて、下読みをしたり、歌の練習をしたり、あるんですけどね~~

 でも、ここのところ待っていた本に出会っちゃっていまして。そうなると、優先順位がコロコロ入れ替わって、いつのまにやら本のほうを読んでしまっています。

 『天地明察』沖方 丁

 2010年本屋大賞1位。サンノゼ図書館の新着でした。
 特に前半、主人公が若い頃がいいですね!!歴史エンターテイメントっていうのかな?
 ほぼ全員、実在の人物なんじゃないかと思うんですが、みんな生き生きしています。
 数学、物理がお好きな方にもおすすめです。

 『きことわ』 朝吹 真理子

 2011年芥川賞。これもサンノゼ図書館新着!あいかわらずあなどれません。
 芥川賞、直木賞は、文学賞なので、ただ、おもしろいだけの本は選ばれないんでしょうね?
 この本も、言葉選びの美しさや、全体の透明感。そういうものがまず読後に感じられるだけで、何がテーマだったのかな???ってなりました。でも、じわじわっときました。
 
 記憶の不思議さ。家族や親友など、愛ある人からもらった記憶、というのがあるんですよね。

 自分が実際覚えているんじゃなくて、あの時のあなた、こうだったわよね、と言われ続けたことが鮮やかな自分自身の記憶として手元に残っていたり、時間を経た後に突然『思い出』として届けられたりする。

 反芻するほどに味わえたので、やっぱりいい本でした。

 『シューカツ!』石田衣良

 実は、私はシューカツをちゃんとしたことがありません。

 薬剤師として、パートでもぐりこむ、っていうのは何回かやりましたが、いい加減な履歴書を出して、『どうぞどうぞ、いつからでも。そちらの条件にあわせます』なんていうのは、就職活動とはいえませんよね・・・・・

 この本で初めて、こんな辛い思いをして就職しているのか、と、若い世代のみなさんを尊敬してしまいました。自分と向き合うだけでも苦しいのに、次から次へと下される評価。プラスのものばかりなはずないんですから、まさに修行・・・・

 なんとなく日本に帰りたがっているうちの子たちにも読ませとこうかな・・・ビビるかな。。



 

 
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Commented by 来夢 at 2011-06-15 23:20 x
石田さんの本は、いくつか選んで読んでますが、「シューカツ」は読んでないです。
そのまえに、シューカツ は、私が社会人学生しているときに初めてこの言葉知ったぐらいですし(汗)

今の学生さんたちは本当に頑張って就職活動してます。
私たちの時代とは大違い。
実際、情報量も違うし、やり方も違うし。
違った意味で長く勤めたい思考があるのかなと思いますが・・・。
それだけ難関をくぐり抜けて入社を勝ち取ってるんですね、きっと。

Commented by sanakopi at 2011-06-17 01:20
来夢さん、

いろんなことを考えるにつけ、私たちの世代が学生だった時代って、かなりの割合の人が生きやすかった時代じゃなかったかな?私がお気楽だっただけかな?

そうそう、古本市で買った『シューカツ!』ですが、なんとサイン本でした。。。大きな声では言えないような。
Commented by aguri127 at 2011-06-17 09:06
『ももいろのキリン』!されるのですか!?

私保育園時代お昼寝の時間に先生に毎日読んでもらって、今でもすごく覚えています。挿絵もいいですよね。今本棚見たらありました(*^_^*)

ペープサート・・どんなになるのでしょう?日本の国から楽しみにしています♪
Commented by sanakopi at 2011-06-20 07:58
aguri127さん、

そうですか、本棚にありましたか!
るるこちゃんは、3Dのお人形で、その他紙の動物たちは紙で、というかんじです。
音楽家のメンバーが、いくつか出てくる歌部分に、ちゃんと曲をつけてくれ、彼女の透明感あるソプラノでオープニングとエンディングもちゃんとCDにして毎日流します。
私はるるこちゃんの声のほう担当で、ちょっと音痴に歌ってみようと思っています。
来週本番です!!
Commented by ばなな at 2011-06-23 14:29 x
沖方 丁さん、福島市在住でした。
でした・・この震災でたぶん北海道へ行かれたような話しを聞き
とても残念で。
もっと福島から発信してもらいたかった。

学校が終わってゆっくりの帰国でしょうか。
今日エプロンの小さいアップリケが届きました。
どこに付けようかなぁ
Commented by sanakopi at 2011-06-24 08:09
ばななさん、

携帯から、速報ありがとうっ!!!!

沖方さん、すくなくとも私が読んだ作品は福島で書かれたのですね。会津藩が、数学に力を入れていたということで、会津の武士も登場しますよ。

by sanakopi | 2011-06-15 06:12 | 本の話 | Comments(6)