シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

ありふれた風景画 あさのあつこ

 ティーンエイジャーの娘さんがいらっしゃるお友達からお借りした一冊。

 ちょっと恥ずかしくなってくるくらい、瑞々しい高校生たちの時間を切り取った作品です。

 アニメやゲームで二次元の美的感覚を日々磨いている息子にも受け入れられた、美しさを描くのがとても達者なあさのさんならではの小説でした。

 美しくなくても悩むけど、美しい人でも悩むのね、こんな時期は。

 家庭がしあわせでもやっぱり悩むし、問題があればもっと悩む。

 違いをいいな、と思えたり、こんな自分も、あんなあの人も好きだな、と思えるための経験を重ねて行く、そんな大事な数年間だと思います。

 最近は、お互いに自分のいいと思ったものを勧め合って、同じように受け取ったり、感動したり、違った視点で見ていたり、そんなことを共有できるので、息子や娘との関係があたらしいステージにいくようで、うれしいです。

 息子に、吉本ばななさんの『つぐみ』を勧めたら、いいポイントをちゃんとわかってくれて、さすが息子、と思ったり、さすが吉本さん、と思ったり。

 娘が補習校の中学部に進学したので、新しい図書のコーナーがあって、読みたかったライトノベルを次々借りてきてくれて、一緒に読むのも超たのしい!

 読書はひとりのたのしみだけど、仲間がいると何倍にもなります。
[PR]
by sanakopi | 2011-05-17 06:55 | 本の話 | Comments(0)