シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

『だいすき!!ゆずの子育て日記』

 今回も、快く、速攻で貸してくださったKさんに大感謝です。

 私がまず最初に目を腫らして読み終わり、今は、だんなさまも、子供たちも淡々と読み進めている模様です。

 この漫画は、ただの子育て漫画ではありません。

 もちろんただの、というかごく普通の健康なママたちの子育ても山あり谷あり、十二分に大変なのはよくよくわかっています。そして、ひとりひとりのママたちに、得意なことがあったり、苦手なことがあったりしますよね、それで子育てのあんな場面ではうまくいったけど、こんな時には苦労した。。。そんなたくさんのドラマをそれぞれが持っていると思います。

 『だいすき!!』の主人公のゆずは、知的障害があって、第一巻では、一番の理解者であろう母親からも出産を反対されていました。さらに一緒に力を合わせていくはずだったパートナーは事故で亡くなってしまって。

 でも、周りの協力が得られて無事出産したあとは、たくさんある苦手なことを、一番大切で 一番得意だった、子供を愛することで乗り切っていくんです。

 苦手なことは、得意なことで補っていく、人間ってそれでいいんだなあ、と。

 私が個人的にとても共感したのが、ゆずの弟の蓮くん。さりげなくメガネの似合うかっこいいところも好みだったりして。。。。

 私の場合は、姉が視覚障害者で、やはり母親が忙しいだろうと我慢するのは当たり前と思っていたり、甘えるのは自分じゃないなと思っていたりしました。いい子を演じなきゃとも思っていて、よく電車を乗り継いで姉を学校まで迎えに行くのも引き受けていました。そんなとき、周りの知らないひとたちの視線がすごく気になっていたものです。温かいものばかりじゃないですから。

 『自分のほうが、視線を感じてしまう分、よけい辛いんじゃないか』

 なんて、勘違いしてもいました。そんなことは決して決してないのに。

 蓮くんは、私なんかよりもっともっと優しくて、できたやつで、泣けました。

 ゆずちゃんを支えるみんなの気持ちがとても丁寧に描かれていて、自分もそうなりたいと思ったし、姉の子育てもこんな風だったんだろうなと想像できたり。少なくともこの漫画を読んだ人たちは、『知らない、わからないから傷つける』ことをしなくなるんじゃないかな、『直接にかかわって助ける』まではいかなくても、そんな人たちが増えたら、みんなが生きやすいようになるなぁ、と思いました。

 もっともっと書きたかったことがあったような気がします・・・
 そんな、盛りだくさんたくさん考えることができる漫画です!!
[PR]
Commented by こすめいぬ at 2010-09-25 12:15 x
ドラマ化された漫画ですね。
Kさんのブログで読みましたよ!これは、心して読む漫画ですね、アレと違って、、、
Commented by peanut-street at 2010-09-27 14:23
>子供を愛することで乗り切る・・
私は今素直に子供を愛していますが、この母の立場になったら
愛せるかどうか自信がありません。
無責任でやっぱり黒い人間なのかも・・

母は強いですねー。
Commented by sanakopi at 2010-09-28 12:54
こすめいぬさん、
ドラマのほうも検索してみました。
主演の女優さんも好きな方だったので、チャンスがあったら見てみたいかも・・・
でも、アレのテーマも奥深いですよ、底なし沼のような~~
Commented by sanakopi at 2010-09-28 12:58
ばななさん、
ほんとに黒いひとは、黒いって言わないですよ、きっと。自分の子供たちが大好きで、ほんとうに自分は運がいい、って思ってます、私も。好きになれる子に生まれてきてくれてありがとう!!ってかんじです。
by sanakopi | 2010-09-25 08:35 | 本の話 | Comments(4)