シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

ブルータワー 石田衣良

 図書館で借りてきました。

 今まで、石田作品では、『うつくしい子ども』が気に入っていましたが、この作品もSFながら(たぶん、彼の得意な手法ではないでしょう。。)、私は好きでした。まるで、できのよいアニメのようにどんどん映像が流れ込んでくるようなかんじです。

 しばらく前からウィルスと人間の闘いは、人間の負けが込んできているのですが、それを十二分に意識したストーりーです。こたとだんなさまも読みましたが、いくぶん専門家のだんなさまにいわせると、ちょっと設定に無理があって、惜しい、そうですが。

 主人公の意識だけが200年後、ウィルス兵器使用後の変わり果てた世界に存在する彼の子孫と思われる人の体に飛んで、200年の時を往復しながら、自分自身の脳腫瘍という病気、未来の大問題の両方と対決していきます。

 おもしろいですよ!

 ちなみにこたのお気に入りキャラは、主人公が未来に飛んだ時の子孫が使っている、ライブラリアンとよばれる人工知能、名前はココで、バーチャルイメージングではアビニシアン。腕時計のようなかんじで、肌身放さず身に着けていて、世界のあらゆる情報を提示してくれるのです。

 もちろん、中盤、終盤でも大きな役割を果たします。

 ココをイメージするだけで、なんだか良さそうな予感がしてきませんか?



 
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by sanakopi | 2009-12-21 15:17 | 本の話 | Comments(0)