シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

魔空の森 ヘックスウッド   ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

 途中であわててギアチェンジをしなければならないところが何回かあって、子供向けに書かれているのですが、のんびりしているとその世界からはじき出されてしまう、緊張感のあるファンタジーでした。

 はじまりは、体が弱く、ベッドで過ごすことの多かった少女が、元気になって久しぶりに入った森で不思議な体験をする・・・・彼女は、頭の中で話のできる数人の(この世界の人とは思われない)友人がいます。

 このあたり、なじみぶかいかんじで、安心して読み進めていきますと・・・・

 なんと、途中、彼女が彼女ではなかった、というような事態が発覚!!!

 みんなそれまで『こうだ』と聞かされてきたのと違う人物なのだ、とどんでん返し。

 さらに物語はどんどんねじれていくかとみせて、しっかりした大団円へ。

 気合を入れて読むと、とてもおもしろいです。
 もしくは、森をたくさん歩いたあとに読むのも素敵です。

 ぱらぱらっとは読めない長編でした。読書の秋にふさわしく。
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by sanakopi | 2009-11-24 07:51 | 本の話 | Comments(0)