シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

おかげで読みきれた『My Sister's Keeper』

 今回、咳でつらそうなこたを見守りつつ、タミフルも飲んでいるし、ということで、自分の予定は全部キャンセルして、とりあえず自宅待機しています。(昨日は、野菜の買出しと、借りていた本のお返しだけ、でかけました)

 と、いうことは時間がたっぷり!!!

 意欲を持って、予約までして借りていた『My Sister's Keeper』ですが、そのボリュームに、図書館の期限までに読むのは無理かも・・・と半分あきらめかけていました。おもしろいのに、眠くなるという不思議な魔法にかかってしまうからです、英語の本だと。

 この本、映画になっています。ごらんになったかた、いらっしゃるでしょうか?

 白血病のなかでも、特に治癒のむずかしいタイプのAPLを抱えて生きるKate、彼女の治療のためにデザインされ、生まれた妹のAnne。この設定だけでももうどんなにむずかしい物語になるのか、予想できますよね。

 結末が衝撃的だったので、読み終えてすぐは、辛すぎました。

 でも、この小説は、問題提起のための物語であって、そこに答えがないほうがよかったから、この結末しかありえなかったのかもしれません。

 遠まわしな言い方ですいません・・・・

 映画は、結末を変えてあるのだそうです。たしかに、そのほうがよいのかも。きっともう少しは幸せな結末なんじゃないかな?

 もちろん、病気と闘う子供を持つ親として、共感したり、学んだりすることも多かったです。でも、思っていたよりも、母親の視点で読むことが少なかったかな。APLとの闘いは壮絶すぎて、自分をそこにおいてみることも難しかったです。彼女は、3人の子供がいるのだけれど、ひとりは病気によって失いそうだし、他のふたりをも、別の理由でほとんど失いかけていました。

 愛がないわけじゃないのに・・・・愛で答えをみつけることができない。

 『生きる』『生かす』『生活の質』『命の尊厳』

 それぞれの言葉の意味何度も深く問いかけてくる、そんな物語です。

 日本語版を購入して、家族で何度も読み返してみようと思っています。そしたら、もっとよく理解できて、もっといい言葉を選んでご紹介できるかもしれません。。。。
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Commented by ウィルチカ at 2009-10-30 14:19 x
もうすぐDVDになるんですよね。見たい映画のひとつです。

読書の秋なのに、本どころか漫画ですら読んでないわ。
Commented by sanakopi at 2009-11-02 02:58
ウィルチカさん、

昨日、英語の先生に聞いたら、やっぱり本とは全然ちがうエンディングでした!!!ハッピーエンドなんて土台ありえないけど、映画のほうのが、すっきり泣けて納得、という形かもしれません。

by sanakopi | 2009-10-30 03:36 | 本の話 | Comments(2)