シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

秋の牢獄

 最近、なんとなくスケジュールがいっぱいだったり、あれやこれや頭の中や心の中が忙しいかんじがして、あんまりどっしりとした本を選んで読む気がおこらず、めずらしく「すきま」が広めになってます・・・

 そんなときでも、ちょこちょこっとは読むんです。

 いちおうこた用に定価で買ったアンソロジー集のなかの「秋の牢獄」 作者は恒川光太郎。

 はじめての作家さんでしたが、ホラー大賞出身で、直木賞候補にももうなってる方ですね。

 「秋の牢獄」

 これは読んですぐにこたにも強くプッシュ、読ませました。77ページの中篇ですからすぐ読めます。

 「牢獄」なんだから普通の人ははいりたくないですよね?でもうちでは私もこたも、一緒にだったらぜひ入りたい、そんな牢獄でした。

 お天気のよい11月7日にとじこめられてしまうお話ですから。

 「できれば体調のいい日で」

 「できれば日本に帰ってる時で」

 なんて条件をつけていくと、いったい何をしているときが楽しいのかわかってきます。

 こんな後ろ向きじゃいけないのかもしれないけど、自分たちがどれほど明日以降のために今日を生きているのかっていうことがわかってくると、

 「今日を生きよう」

 っていうことがもっとよくわかる。

 そんな風にかんがえることができた、いい作品でした

 『十代のための新名作 きみが見つける物語 休日編』こちらに入っていたおはなしでした~。
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by sanakopi | 2009-05-13 03:37 | 本の話 | Comments(0)