シリコンバレーから新宿へ。引っ越しても就職してもやっぱり本ばっかり読んでる薬剤師さん?!


by sanakopi

子供たちのしあわせ

 子供って、どんなものを与えられたらしあわせなんでしょう。

 たくさんの魅力的なものがもう存在していて、存在していることを知ってしまっていて、ほかの子が持っていて、自分も欲しいと思ってしまう、親は手に入れることができてしまう、そんな時代に生きていると、ものを与えないで育てることは本当にむずかしいです。

 今回藤田さんから、ご自身の子供時代のこと、さらに幼稚園で見てきたたくさんの親子についてもお話を伺って、昔のもののなかったことを、ほんとうにうらやましく感じてしまいました。

 形のあるもののかわりに、たくさんのおはなしや、自然のなかでの体験、あたたかな大人の目。そういったものをたっぷり与えられて育った彼女の人間的な大きさや、深みに触れるたびにその価値を実感することができました。

 人間らしく子供が育つには、育てる側が人間らしくないといけない。

 あたりまえのようですが、乳児の時には、授乳する母親がテレビを見ながら、メールをしながら、幼児になると、知育ビデオをたくさん見せて、親は親で『今、ドラマ見てるから』と子供よりテレビだったり、大きくなると、勉強にも使うから、とだんだんパソコンに向かう時間が増えてもまあいっか。わがやもチャンネル争いはないものの、パソコンの取り合いが。。。。

 なんとたくさんの時間、人間じゃなく、機械が子供を育てて(?)いることでしょう。

 50年前に比べて、家事にかける時間が10分の1になっていても、子供に対する言葉かけも同じように減っているそうです。いったい、親たちは何に時間を奪われているのでしょう。

 考えるほどに、自分の愉しみのためと、お金を得ることに多くの時間をさいていることに気付きます。

 気付いたら、変わることができるでしょうか。そう簡単にできそうにありません。。。。
 それでも、物を買い与えるとき、ほんとうに今必要か、よく考えたり、子供と話し合ったりすることはできますね。



 もうひとつ、子供がすべきこととはなんでしょう?

 食べる
 寝る
 遊ぶ
 学ぶ

 この4つが難なくできる子は、手がかからないいい子ですよね。そして、私たちはこれらのことを十分にさせてやることが親の義務のように考えていると思います。

 (兵士として)闘う
 (お金を得るために)働く

 このふたつは、かわいそうな子供のしていること。

 もちろん一つ目の闘う、は、決して子供にさせたくないと私も思います。しかし、一方、役割を与えられて目を輝かせて銃を持つ、そんな映像をどこかで見たことがありませんか?

 昔の日本の農村では、子供も大事な労働力であり、いまは子供を早く眠らせようと親が絵本を読んでやり、子守唄をうたってやりますが、当時は逆で、眠らせないためにわくわくするようなはなしや、調子のよい歌を歌ってやったのだそうです。

 子供にだけ働かせるとしたら、それは虐待でしかないでしょうけれども、家族がひとつになって仕事をしている時、自分も一緒になって働き、頼りにされ、感謝されることは、誇らしく、うれしいことではなかったでしょうか。

 いまは時代が違うから、と言ってしまえばそこまでですが、私はせっかく気付けたこと、考えられたことを大切にして、いまなりに、自分なりにできることがないか、工夫していきたいと思います。

 えらそうに言っても、お漬物も梅干も自分で漬けられないし、お味噌の仕込みもやったことない、できの悪い主婦です。子供と一緒に何をしたらいいのかな?

 いいの、いいの、すこしずつ。

 


 
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by sanakopi | 2009-04-24 11:27 | Comments(0)